QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)/高田 崇史
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QEDシリーズ第8弾です。


とある企業のビルの4Fで殺人事件が発生。

同時に社長が行方不明になってしまう。

一方、鎌倉の寺社めぐりをする主人公たち。

頼朝はなぜ鎌倉に幕府をひらいたのか?

北条氏との関係は?

鎌倉七口の本当の意味は?

鎌倉十井とは何なのか?

様々な謎を解いていく。




今回は、事件と歴史の考察の部分はほぼ関係なかったですね。

頼朝の存在意義が事件を解くヒントになった的なことになってますが、

あれじゃなりません!

ちょっとゴリ押し過ぎるんじゃないかな。

次回作に期待です。




分かる人だけ笑えコーナー


は、


それっぽい表記があったんですが、

元ネタが分からないので割愛します。


でも、これまでのQEDシリーズを読んでないと

分かんないじゃないか?ってのはありましたね。


「~~、しかも義時は白い犬を見た---これはおそらく『イヌ』の密告があった、~~」


「稲荷というのはただ単に稲=穀物の神だけを表してるわけじゃない。

これは同時に『鋳成り』、つまり製鉄業=タタラのことでもあるんだ」


って感じ。

次回はどんなネタが入ってくるかな。