私は、海の真ん中に顔を出して浮いているのです。
ここが、私の居場所…想像?それとも妄想?…
生まれた時、自分の居場所を示すICに海王星が位置していて、半年ぐらい前から♄土星が同じ位置を行ったり来たりしています。
自分の居場所がないと思っていた私に届けられたのは、<あなたは、海の真ん中に顔を出している>というものでした。
えっ?
ずっと、あなたはここにいますよ…ずっと。
ここが、あなたの居場所です!
しっかりとしたメッセージを受け取ったのです。
私は、いつもみんなの輪の外にいるような気がしていました。それは、輪の中に入ってしまうと感じ過ぎて、すぐに傷ついてしまうからだったように思います。
自分がどこにいるのかわからないのですから、人との距離感を図ることも難しかったのかもしれません。
だから、遠くから手を振り…振り向いて!…と願い、大きな声を出す作戦に出て…聴いて!…と叫び、いつも自己アピールしなければならないような不自然な意識が、葛藤を生み出していたのだと思います。
♆海王星は、よくこんな問いかけをして、私を誤魔化そうとします。
あなたは、なぜ、自分の居場所が知りたいの?
居場所は、あなたが創るものかしら?
私がわかっていれば、いつかあなたにわかる時が来る…
居場所を知ることは、あなたが自分と向き合った時。
答えはあっても、知る術を知らなければ掴めないのですよ…
こんな問いかけを繰り返すので、私は、ICにある♆海王星が、あまり好きではありませんでした。
少々厚めのベールをまとい、私の居場所に覆いかぶさっていると思っていたからです。
でも、♆海王星は、決して意地悪だったわけではなく…
いつも、あなたは自分と向き合って…と言ってくれていただけなのです。
そして、自分と向き合うことへの恐れを、幾度となく、飲み込んでくれていたのです。
♄土星を迎え入れる日のために…
そして、♄土星は、♆海王星の持つ受容性にアプローチして、居場所をクローズアップする役目を果たしてくれたのだと思います。
♄土星が、私に気づかせる必要があったとする目的は、<自分の居場所>に対する意識や希望を改めさせることだったのでしょう。なぜなら、その認識が間違っているから、私は陸地に向かって手を振り、声をあげ続ける以外できなくなってしまった…ということを、♄土星は気付いていたのです。
居場所は、ずっといる場所のことではない。
自分が、そこを離れるためにある場所だ!
その証拠に、
海は一度も束縛などしていない。
陸に向かって泳いでダメなら、沖へ…もっと広い海原へ泳ぎだせばいい。
自分が決めれば、それが動き出す先。
あなたは、海の真ん中で顔を出して浮いている…
それは、ずっとそこにいるためではない。
そこを離れるためにいるんだよ…
自分が責任を果たそうと思えば、決断できる!
決断の時を
知らせに来たんだよ…あなたに…
こんなふうに…
私の中から、半世紀に渡って内在していた<居場所へのこだわり>が、♄土星の刻む時の音とともに、静かに消えていくのがわかりました。
そして、数か月前、私は陸に背を向け、沖へ向かって、足をバタバタと動かし、水面を手でかき分け進み始めたところです。
まだ、軽めですが、責任という荷物を頭に乗せ、夢をココロの浮き輪にして…
3日間に渡る想像?妄想?としか言えないようなお話しにお付き合いくださった皆様、ありがとうございました(*v.v)。♆海王星のイメージのひとかけらとして、参考にしていただけたら嬉しいです♪