何と前回の田植えの体験レポートを書いてから丸2年が経過してしまいました。
しかし、米作りは続けていました。

米作りに挑戦するのは今年で3年目。
去年はリーダー役を勤めて420キロの取り分がありましたが、
かなり時間的に厳しかったので、
今年はあくまでもサブというポジションにしてもらいました。

今年の計画では苗は作りません。
実は米作りでは苗を育てる「育苗」がとても手間がかかります。
一年目は田んぼの一部を苗を育てるための「苗床」にして育てましたが、
どうしてもその部分が別工程になってしまうので、
昨年は苗床を基地の庭につくって育てました。

これが実はやたらと大変で、
まんべんなく水が張れるように傾斜を修正し、
鳥に食べられないように鳥よけを施し、
水が途切れないように水を管理しなければなりません。

そこで今年は育苗を専門の業者さんに依頼することにしました。
一箱辺り実質700円強かかりますが、手間を考えると已むを得ないという判断です。

プロジェクトの始動はゴールデンウィーク真っ只中の5月1日と2日の2日間。
計画を立案するとともに、畦の草刈とトラクターがけを行い
田んぼの準備をしてきました。
肥料も一部購入しました。
今年の予定も4反以上やる予定なので、
肥料だけでも大変な量になります。

10月以来、放ったらかしにしていたので、
畦には雑草が生え、田んぼはボコボコになっていましたが、
4人で手分けして作業を行い、何とか片付きました。
次回は肥料をまいて、再度耕してから、
田んぼを囲うための畦シートはりまでやる予定です。

ヒデヒデの徒然なるままに-トラクター突入!
トラクター、突入!


ヒデヒデの徒然なるままに-手分けして作業中
手分けして作業を進める


ヒデヒデの徒然なるままに-トラクターから見た田んぼの風景
トラクターから見た田んぼ


ヒデヒデの徒然なるままに-肥料もすごい量になります
肥料の買い付け


ヒデヒデの徒然なるままに-夜はバーベキューに
夜は基地の庭でバーベキュー

もう9年も前のことだ。

僕は会社を投げ出した。

32歳で会社を作ってちょうど10年目だった。

社員数は80名を超えて、業界でもそれなりに有名になっていた。

でもその年の2月にアメリカのITバブルがはじけて、

始めて売上がマイナスになった。

会社がギクシャクしたのはそのためだ。

専務が僕を裏切った。

全部社長が悪いのだと。

それを社員が信じた。

だから僕は会社を投げ出した。

メンドクサイ。

でもその時はやはり冷静ではなかった。

ちゃんと先を見通していれば、

すでに日本が下り坂に差し掛かっていることが分かったはずだ。

そうであれば、それまでの人生をすべてつぎ込んだ会社を投げ出したりはしなかった。

いつでも取り返せると思おったから投げ出した。

でもその後世界における日本の地位は下がるばかり。

マイナスを背負って立ち上がるには辛すぎた。

どんなときでも先を見通すことが大事なんだ。


前回、更新してからもう一年近くが経ってしまいました。
また米作りの季節がやってきました。

$ヒデヒデの徒然なるままに-この田んぼに稲がなる日が待ち遠しい
この田んぼに稲がなる日が待ち遠しい

実は1か月ほど前に下打ち合わせに行きました。
米作りの準備は大変です。

ひとつは田んぼ。
肥料を混ぜながら、土を耕しておきます。
畔の雑草も刈り取っておかないといけません。
水のもれそうなところには畔シートを張ります。

$ヒデヒデの徒然なるままに-去年使った畔シートの撤去
去年の畔シートは撤去しないと


ひとつは苗の仕込み。
種もみを消毒して、水につけ、
芽が出てきたら苗箱に種まきをします。
育ってきたら苗代に移して
スズメや虫から守りながら、
水をやって大きく育てます。



そのためには道具がいろいろと必要です。
種もみ、育苗マット、ビニールシート、
囲いの枠木、コンパネ、肥料、
消毒液、除草剤などなどです。
下打ち合わせの時に、
それらを見て回ってきました。

$ヒデヒデの徒然なるままに-なんでも揃うコメリ
なんでも揃うコメリ

$ヒデヒデの徒然なるままに-最近人気の「セル」
最近人気の「セル」

$ヒデヒデの徒然なるままに-肥料の定番「ミネラル富士」
肥料の定番「ミネラル富士


明日から本格的な作業が始まります。
ではでは。

$ヒデヒデの徒然なるままに-軽自動車に材料を積んで出発
軽自動車に材料を積んで出発