テレビで「踊る大捜査線」を見た。
ストーリーは単純だけど、やっぱりいいよね。
みんな期待される役割を果たしているから、
見ていて安心して感動できるんだと思う。

実は生き方として、これはリアルな人生でも大事なことだ。
期待される役割を果たしていると周りのみんなは安心する。
それがリーダーであれば、さらに納得できる。
みんなあいまいな不安感なんか欲しくないんだね。
特に、リアルな人生において。

ちょっと前に、サッカーの宮本選手に、
リーダーとはというテーマでインタビューした。
「リーダーの条件とはなんでしょうか」という僕の問いに、
「リーダーらしくない振る舞いをしないこと」と答えてくれた。
彼は見た目も格別に格好よいから、特に納得できるけど、
やっぱりそういうもんだと思う。

みんな与えられている役割がある。
それを歯を食いしばって果たそうとすることが大事なんだと思う。
でも背伸びをしてはいけないよ。
人の役割をねたんではいけないよ。
それでは期待される役割を果たせないから。
そうなるとその人の人生の意義もなくなるから。

リーダーはリーダーらしく。
脇役は脇役らしく。
それを守らないと回りが迷惑するんだ。
そうした勘違いから周りを不幸に巻き込んだ人たちを
沢山知っているから分かるんだ。
持って生まれた器は自覚すべきだと思う。





先日、田植えをしました。生まれて初めての経験です。
5月の初旬に苗床に種まきをして、育てていた苗を田んぼの植えたのです。
田植えには田植え機を使いました。何反もあるので手植えは考えられません。
それでも筋トレ系の作業が多く大変で驚きました

この農業プロジェクトは、私の先輩がメインで進めています。
先輩の本業は“ご住職”で、私はアシスタント。
すでに5年くらい農業をしてきた先輩の指示にしたがってお手伝いをしています。
農作物を売ってお金にするとが目的ではなく、
収穫して自ら食することが目的なので、
「“農業”ではなく、“農嗇(のうしょく)”だ」と先輩は熱く語ります。

ヒデヒデの徒然なるままに


田植えをするには、まず苗を育てます。
種を苗床に蒔いて根が出てきたら、
苗代というのでしょうか、
田んぼにする畑の一部を囲って水をいれ、
苗床を並べてビニールシートでおおいます。

この苗代を作るのも一苦労。
なれない鍬を使って3メートル*15メートルくらいの溝を掘り、
畦シートを竹で固定して苗代を取り囲み、土を戻します。
畦シートとは厚手のビニールの帯で、
水が漏れないように境界に埋め込むものです。

ヒデヒデの徒然なるままに

ここまでをすでに済ませておいて、
苗が上の写真のように育ってきたので、
いよいよ田植えをすることになったのです。

田植えとは育った苗を田んぼに植えることですが、
その前にすることが沢山あります。
まず、田んぼを取り囲む畦道の雑草をかって
作業がしやすいようにきれいにしておきます。
ヒデヒデの徒然なるままに

畑には肥料をまんべんなくまいた後、
トラクターで耕します。
この肥料をまくのも結構な重労働。
なにせ一袋20キロもある肥料を何袋も使います。
袋を軽トラに乗せて畑に運び、
おろして肥料をまくかごにうつして、肥料をまきます。
そうしておいてトラクターで土をかき混ぜるのです。

ヒデヒデの徒然なるままに


土をかき混ぜたら、水漏れしそうなところには畦シートをあてます。
これも当然重労働です。
畑の準備ができたら水を引いて田んぼにします。


ヒデヒデの徒然なるままに-水を引いて田んぼが完成

田んぼが完成したところで、
いよいよ田植えです。
先輩は今日のためにおニューの田植え機を用意しました。
すごい気合が入っています。
田植えしているという実感を得るために、
あえて手押しの2条植え用にしたそうです。
2条上と言うのは2列に苗を植えるもの、
苗床も2列で入れていくことになります。

ヒデヒデの徒然なるままに

この田植え機に苗をセットして、
泥水の中を進んでいくのですが、
これがなかなかまっすぐに進めません。
足を泥にとられてよたよたしながらも、
せっかく植えた苗を踏まないように
足を運ばなければなりません。
しかも泥の底は必ずしも平らではないのです。
自分が植えた後を振り返って、
曲がりくねっているのを見て情けなくなります。
先輩はさすがにうまかったですが。

ヒデヒデの徒然なるままに

それでも田植え機の操作は、少しずつ慣れるものです。
大変なのはやはり筋トレ系の作業です。
田植え機に苗をセットするために、
苗代から苗を移すのですが、
苗が根を張っている苗床を
地面から引っぺがすのが大変でした。

ヒデヒデの徒然なるままに

それでも先輩と二人三脚で何とか田植えを完了。
田んぼ一杯に苗が植えられているのを見ると、
多少曲がっている部分があっても気にならないものです。
いやぁ、よい体験になりました。
この田んぼで作ったお米が食べられたら感動ものでしょうね。
今から収穫が楽しみです。






昨日、あるゴルフコンペでツアープロと一緒にラウンドしました。
腕は比べるべくもないのですが、
プロのスイングを間近で見ていて痛感したのは
プロのショットが持つリズムの良さです。

お昼に色々話を伺っていて感じたのですが、
ショットに対する自信があるからリズムも良くなるようです。
逆に自信がないとリズムが悪くなり、ショットも乱れてくるんですね。

ではどうしたら自信が持てるのか?
それはやはり練習しかないようです。
ゴルフの道はやはり深いですね。