放射線治療の副作用による排尿時の痛みも減って、喜んでいたら、急に体調を崩してしまいました。
最近、近所のターゲットまで歩いて行けるようになったので、必要なものを買い出しに行ったら、途中で頭痛と吐き気に襲われ、なんとか帰宅しました。
しばらくソファーに寝転がること2時間。
なかなか具合が良くならないため熱を測ると37.8分の熱が。
その夜は体がブルブル震えるほど寒くて、高熱が出ていることを確信しつつ、なんとか夜を過ごしました。朝になっても怠くて起き上がれず、ずっとベッドで過ごし、体の痛みに耐えるのみ。土曜日は夫は子供達を日本人学校に連れて行かなくてはいけないので、病院の受診は我慢しました。また夜になると体がガクガク震え、さすがにEmergency Roomの受診を夫に訴えました。寒いし痛いし涙が溢れてきます。けれど土曜の夜の12時だし、ERに行けば数時間は待たされるし、子供達だけを家に残すのは心配だということになり、家で耐えました。
翌朝、右鼠蹊部が腫れていることに気付き、もしかしたら、風邪ではなくて、何かの感染症かもしれないと不安になりました。放射線科の先生に電話相談すると、救急病院に行くと長く待たされるし、症状を聞く限り、放射線治療とは関連がないので、最寄りのUrgent Careを受診するよう指示されました。Urgent Careでぐったりしながら1時間ほど待つと、蜂窩織炎(ほうかしきえん)と診断され、抗生物質を処方され、2、3日服用しても症状が改善されないならERを受診するように言われました。
抗生物質を服用すると熱や寒気は無くなりましたが、相変わらず右鼠蹊部の腫れと痛みは変わらず、むしろ強くなったように感じました。歩くのも辛いのです。インターネットで調べると、蜂窩織炎という病気は軽い症状の場合は経口薬で治療できますが、重い症状(熱や寒気)の場合は点滴で抗生物質を投与しないと治らないとありました。
その夜に、トイレに座ったところ、右鼠蹊部にうっすらと緑色の線が入っているのが見え、驚いて夫にERに行った方がいいのではないかと相談しましたが、軽く拒否されて諦めました。離婚の文字が頭を過りました。
翌朝の月曜日、夫は仕事へ、子供達は学校へ行き、少し体調も復活したので、ソファで休んでいました。立ち上がった途端、足に何か温かいものが流れ落ちてくるのを感じ、驚いて確認すると、白みがかった薄緑色の液体がボトボトと流れ落ちてきます。見ると、腫れた右鼠蹊部にある傷跡(リンパ管を切除した際の)が開いて、中から膿が溢れ出していました!これは何か大変なことが起きている!!と思い、日曜日に受診したUrgent Careに問い合わせると、溜まっていた膿が出ているだけで、それはいいことだから暖かいタオルを当てて、膿を出してくださいと言われました。大丈夫だったんだ。。と安心しましたが、念のために放射線科の先生にも問い合わせると同じような返答がありました。
それで心からホッとして、自分の体は治っているんだと信じたのです。
実際は反対のことが体に起きていたのですが、その時は知るよしもありませんでした。
痛い体を引きずって、床に垂れた膿を掃除しながら、自分の体の回復を感謝していました。

