もう何の希望もなく
無の境地で

開いた携帯と
知らない番号

と 聞き覚えのある

君の声

と たわいもない会話

と 漠然とした誘い込み
確かじゃない後ろ姿だけ
たった一瞬だけ
遠くで確認して


自分の存在の幻さに
愕然となった
25年間で
総合的に
いちばん惨めって思った
残念な小春日和


ありもしない素敵な妄想で高まったあとは

ありもしない超絶最悪な妄想で薄めるつもり


現実はなんなのか
わからないから

君に会っても
なんて発していいか
わからないよ


作ってないほんとの気持ちなんか
絶対晒せないからね


高鳴るこれが
ほんとにじゃまで
度胸が据わらない。