子供の頃の経験談です
子供の頃、祖母の家には、犬、猫、牛、鶏がいた。
猫が大好きな私は、遊びたくて、かまいたくて、
いつも追っかけていた
近所の猫も当時は、外に出していたこともあり、
何匹も猫が、庭にいたりして、遊びたいから近づくと、
「あ!又来た 」と逃げられていたのです。
「なんで逃げるのー 」
と言ってると、叔母が、
「構うからよ、、、猫は人が嫌いだから構われたくないから」と。
ん
でも、いつもおばあちゃんの側にはいるし、
なでられてるじゃない
人が嫌い
私が嫌い
と寂しい思いをしていた
ある時風邪をひいて高熱を出して寝込んだ。
何日も熱が引かず心細くなって
「誰か来て、、、辛いの、、、」
と泣いていても誰も気づいてくれない。
誰もお家にいないの と更に心細くなっていると
何人かの話し声が聞こえてきた
「大丈夫!いるよ!・・・etc…。」
「あー良かった、誰かいる!」
そう思ったら、安心できて又眠ったのです
どれくらいの時間が過ぎたかはわからないのだけれど、
「あら!!!!!!あっち行きなさい!!!
シッ!シッ!」
の祖母の声で目が覚めた。
祖母に、
「誰もいないと思って、寂しくなって泣いてたら、
声が聞こえたから、安心したー!」
と言うと。
「寝てたから、畑に行ってて、一人にしてごめんね。
今みんな帰ってきたからね」と
ん
話し声聞こえてたけど・・・
「部屋に入ったら、うちの猫は、あなたにくっついて添い寝してるし、
近所の猫3匹も、周りを囲んでたし、、、
きっと熱があるから、温かかったのね」と・・・・
ん
いつも私から逃げてる子達が
それから年月が経ち、祖母とその時の話をした時、
「あの時は、しっかり猫達が守ってたな。。
猫達が話してるのがお前だから聞こえたんだわ
猫達は、お前に何考えてるか知られたくなかったから
逃げてたんだわね(笑)」
おばあちゃん・・・私の事そう思ってたんだ(笑)
そういえば不思議と目が覚めた時、熱も下がっていたなぁ。
「それに、お前は牛小屋でも良くしゃべってたな・・・。(笑)」
その話は次の機会に
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