「なぜか嫌なことが続く」――そんな経験はありませんか?
実はそれ、偶然ではなく“心の周波数”が映し出した日常かもしれません。心理学や脳科学からも、その仕組みが少しずつ見えてきています。





心には、目には見えないけれど確かに「周波数」があると思います。
感謝や愛は軽やかで高い周波数。
恐怖は重たくて低い周波数。
そして私たちは、その周波数と同じ出来事を引き寄せながら、一日を過ごしているのかもしれません。

数年前の私がそうでした。


朝寝坊をして、焦りと苛立ちを抱えたまま子どもに声をかける。
子供達を送った後、気分が晴れないまま、スーパーで買い物。

近所のママ友に会って、つい「今朝のドタバタ」を話題にして愚痴る。
レジに並ぶと、よりによっていつも避けていた“手の遅い店員さん”の列に並んでいたことに気づく。

移動できずに、イライラしながら会計を済ませる。

帰宅して買い忘れに気づき、「また行かなくちゃ」と思ったところで、雨が降り出す。


「なんでこんなことばっかり」と、不満の連鎖。
一日の中で次々とイラつく出来事が押し寄せてきて、疲れ果ててしまう。

あの頃の私は「ついてないことってなんで続くんだろう?」と思っていたけれど、今ならわかります。
自分の放つ周波数が、同じような現実を呼び寄せていただけだったのだと。

 

感情の伝染という心理学

心理学では「感情の伝染(emotional contagion)」という言葉があります。
人は無意識のうちに、相手の表情や声のトーン、態度から感情を受け取り、自分の中に同じ感覚を芽生えさせます。

たとえば朝から苛立っていた私が子どもに声をかければ、子どもも不安や緊張を感じる。
そのエネルギーはさらに広がり、出会ったママ友にも伝わって、会話が愚痴や不満中心になる。
つまり「周波数を放つ」という言い方は、心理学的には“感情の連鎖”なのです。

 

脳科学が示す「ネガティブの連鎖」

ネガティブな感情に反応する脳の部位「扁桃体」は、ポジティブな感情よりも早く、強く働くことが脳科学ではわかってるそうです。
危険や不快を見つけたときに瞬時に反応するのは、生き延びるための大切な仕組み。

けれど現代の日常では、それが「ちょっとした寝坊」や「店員さんの遅さ」にも作動してしまう。
一度スイッチが入ると、脳は“危険や不快”を探し続け、似たような出来事ばかりが目につく。
これが「嫌なことが続く日」の正体。

一方で、感謝や愛を感じるときは、前頭前野が活性化して、思考や行動の幅が広がることがわかっています。
「まあ、そんな日もある」と笑えた瞬間、脳の回路は切り替わり、周波数が変わる。
そこからは、同じ一日がまるで違う風景に見えてくるのです。

 

量子力学的な視点から

スピリチュアルな分野では「思考が現実をつくる」とよく言われます。
量子力学でも「観測が現象を決定する」という考え方があり、心の焦点が現実に影響を与えると考える人もいます。

私は専門家ではないけれど、日常の小さな出来事を思い返すと、この考えは案外ただのスピリチュアルではない気がするのです。
イライラを焦点にすればイライラする現実が集まり、感謝を焦点にすれば感謝できる出来事が集まる。
その違いを、自分の生活で何度も体験してきました。

 

私の日常の変化

先日、ジャーナリングのアプリが開いていて当時のメモが出てきました。
焦りや苛立ちがそのまま文字になって残っていて、読みながら思いました。
「あれから、こういうことはなくなったな」

今では、寝坊しても「ま、そんな日もある」と笑える。
レジでゆっくりした店員さんにあたっても、数年前に比べたら、イライラするほどではなくなったことに気づく。
そんなふうに思い返すと不思議なことに、以前のように“嫌なことが連続する日”は明らかに減っている。

大きな努力をしたわけではないけれど。
ただ、自分の放つ「周波数」を少し意識するようになっただけ。
その変化が、現実の色合いをゆっくりと変えていったんですね。

 

あなたの今日の周波数は?

日常の出来事は、外側からやってくる偶然のように見えて、実は内側の心が映し出している鏡。
心理学も脳科学もスピリチュアルも、少しずつ同じことを教えているように思います。

私たちの周波数が、そのまま現実をつくっていく。
あの日のイライラの連鎖は、そのシンプルな真理を私に教えてくれました。

さて、あなたの今日の周波数は、どんな現実を呼び寄せていますか?