チャイナ・シンドローム<China Syndrome>  アメリカ(1979)

昨日番組欄を見てびっくりした


NHKがBSでチャイナ・シンドロームを放送する


この時期に??NHKが?

チャイナ・シンドローム コレクターズ・エディション [DVD]/ジェーン・フォンダ,ジャック・レモン,マイケル・ダグラス

¥1,480
Amazon.co.jp

3.11の後原発事故が明るみになったとき、この映画のことをブログに書いた人もたくさんいましたよね


ワタクシも、事故の現場で防護服を着た人たちを見て


【チャイナ・シンドローム】だぁ・・・って思ったもの


NHK-BSではこれまでもチェルノブイリ原発事故の記録だったり


原発に関する特集などいろいろやってはいましたが


映画というエンターテインメントで原発問題に触れていいのか?ということに驚きましたね


おそらくドキュメンタリーで小難しく見るよりも


いたずらに一般人に恐怖を与えるんじゃないかなぁって思いますよ



実際、この映画が公開された約2週間後にスリーマイル島の原発事故があって


社会現象にもなっていたし


チャイナ・シンドロームという造語が一人歩きしたのもこのせいなんですよね


子どものころになんとなく見た映画だったけど 内容より、原発事故とこの言葉は覚えてました


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

事故により核燃料が溶け出して地中にどんどん潜っていく

大げさに言うと裏側の中国まで行くかも知れないくらいという表現ではあるが

実際には、地下水脈に到達したときに起こる水蒸気爆発によって地上に汚染された蒸気が噴出したら

広域に、長期間にわたり人間が住めない状況になり

がん患者が多発することになる

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


というような『チャイナ・シンドローム』ということの説明が現実味を帯びていてぞっとします


一般人には専門家のいう理論や仕組みなんかよりよっぽどインパクトがあるんですよね


言葉がシンプルなだけに余計に



ただ、昨日映画を見ていて自分が記憶していた映像となんか違うんですよね


白い防護服の人がたくさんやってくる


汚染除去の為の拷問のようなシャワー洗浄


作業員は、シャワーをしても放射能反応が下がらず


またシャワーで防護服の人にデッキブラシでごしごしこすられて洗われ


つらさと恐怖のあまり泣きだしてしまう


というような映像じゃぁ・・・なかったなぁ   



と思ったら、ワタクシが覚えていたのはどうやら【シルクウッド】という映画のようです


シルクウッド [DVD]/メリル・ストリープ,シェール,カート・ラッセル

¥2,625
Amazon.co.jp

こちらは、実際にあったプルトニウムの核燃料製造工場で起こった事件



シルクウッドというのは労働組合で活動していた女性技術者の名前です


彼女は利潤のみを優先して追求する会社側の検査書類の改ざん隠蔽


従業員に対するずさんな労働条件などを内部告発しようとしていた矢先に


突然原因不明の高濃度放射能汚染に見舞われ


最後には、交通事故で突然不慮の死を迎えることになるが


この事故も不可解な点が多いというスキャンダラスな事件を題材にしたもの



どちらも、目先の利益にばかりとらわれた企業側が


世間に公表すべき重大な過失を隠し


さらなる利益のために邪魔なものは排除しようとする


安っぽく言うと・・・あくどい話を映画にしたもの



あくまでも、すべてを物語っているわけではありませんが


放射能というものの恐怖というのはとても人間の手には負えないということは事実ですよね



自分達で処理も出来ないような廃棄物が出る原子力発電というものは


直ちに考えなければいけないことだなぁと改めて思う


こうしている間にも廃棄物は地球上に生み出されていっているのでしょうね



『クリーンなエネルギー』なんて言っていた代償は計り知れない


ペタしてね