10月25日 19時 ムリウイ
「王と兵士と骰子(サイコロ)の目」


兵士1 山野さん
兵士2 山田さん
王様   水野さん

上演時間60分、アフトク15分



師ヶ谷大蔵にあるカフェ

山野さん所蔵の原作本


アッキーからのお祝いおねがい

舞台セット撮影可
パイナップル🍍のタペストリーの後ろに銅鑼があります。


演出・出演者はタリータウンのメンバーウインク
山野さん企画のストレートプレイで、ちょっと興味があったので行ってまいりました。
小田急線に乗ったのなんて何十年ぶりだろうか?(笑)

衣装がアロハシャツだったので、南国のイメージで観ちゃいました。
ステージ?が近すぎる。
近すぎて、元くんが腰に差した剣の鞘の先が目の前にきて、ぶつかりはしないけど何度もひゃぁってなりましたアセアセ
王様のモノローグ中、兵士2人は静止する(結構長め)のですが、山野くんはそうでもなかったけど、元くんはかなりたいへんそうなポース。
腹筋かなりプルプルきそうだなって思いながらみてしまった(笑)


原作は、大正から昭和初期に活躍した随筆家・劇作家の高田保が書いた人形劇用の戯曲とのこと。

サイコロ賭博に興じる2人の兵士のところにに王様がやってきて、王と兵士でサイコロ賭事をするお話。

なにを賭けるわけでもなく、暇潰しのようにサイコロを振り、勝敗を付ける2人の兵士。
そこに王様がやって来て、サイコロ遊びをやって見せろという。
そこで兵士は王にやってみてはどうだと誘い、何回か勝負する。
王様が連勝するのですが、その事について王様は
「なんでも思った通りになってしまう」
と嘆く。
兵士は
「王の運が強くてもサイコロは5分と5分。王も自分達も同じ。」
と言い、さらに続けようと誘う。
つまらないという王に
「なにかを賭ければよい」
と促す。
そこで王は兵士が勝ったら牛5頭、羊6匹を与える約束をする。
でも王の勝ち。
諦めきれない兵士達は次の勝負をお願いする。
次に賭けるものは兵士の希望をという王に、願ったのは
『歴代伝わる王の剣(うろ覚えチュー)』と『后』
これって王座を賭けろってことなのかな?
兵士達が差し出すのは『命』
王様は全て思い通りになってしまう事に虚しさを感じていて、大切な剣と后を賭ける事で気持ちが動いた事を喜ぶ。
勝負は王が勝ち、負けた兵士達は互いに命を絶とうとするけど、王に赦されて事なきを得る。

前半の兵士2人のやりとり、
兵士2が(9連勝していて)これ(10連勝目)を外したら運が尽きたってこと?とテンパってるのをみた兵士1、
「ただの遊びだろ?じゃあ練習をしよう!練習だから勝敗には関係しない!」
と提案。
2度練習し、勝ちが続いたのに自信を持って挑んだ勝負で外してしまう。
「あぁぁっっゲッソリ
どこかで見かけそうなやつで笑いを誘う。
最初はそんな何も賭けない遊びだったはずなのに、のめり込み過ぎて賭けるものが大きくなり過ぎてしまってる。
命を落とさずに済んだ2人は田舎に帰って牛飼いと漁師になるなんて言っていたのに、落ちていたサイコロを見つけてまた始めてしまうし。
ギャンブルの魔力よ、、、
アフトクの時に、あの2人は牛飼い・漁師になったと思うか?に、観客の殆どの方はならないと思ったみたいです。(私もそう思う)

入る前に待機していたところにいたスタッフの方の話だと、この作品をミュージカル化できないかみたいな事を考えてるって話があるとかないとか、、、
私の脳ミソではちょっと想像できないな〜


駅前にウルトラマン
祖師ヶ谷大蔵は円谷プロの本社があったのと、ウルトラマンの生みの親の円谷氏の出身地なんですって。