12/16 マチネ
12/22 マチネ
シアタークリエ next to normal


望海さん、甲斐くん、渡辺さんは前回公演と同じ組み合わせ。



エントランスにクリエちゃんのツリークリスマスツリー



内容は知っているので、ゲイブがどんな存在なのかとか、結末はどうなるのかとかは解っちゃってるのだけど、毎回キリキリ心が痛む。
あと、赤は、白は、紫は、、、と思いながら観ちゃう。

ダイアナは息子を心配したりくさしたり誕生日ケーキを用意したり。
まるでそこにいるかのように行動する。
彼女の中では息子は成長している。
でもヘンリーをみて年齢が近いって切なそうな顔をするから幻想の中でだけ生きてるわけではないんですよね。
最初の医者に「4カ月経っても悲しみが続くのは病気」と言われたことが原因だったのかなぁと思った。
もっと寄り添ってくれる人に出会えていればもっと違っていたんじゃないかなぁ。
Dr.マッデンも「あくまでガイドラインです」というように、悲しみが癒える期間は人それぞれで、それを否定されたらつらいよね。

ナタリーは両親が『兄』の事で精一杯だから甘える事ができない。
自分は透明人間って言ってるのが可哀想すぎる。
朝までクラブに入り浸ってたり、薬物やってたりしてるの知らないのかな?気にも留めてないのかな??って。
ヘンリーがいるからどうにかなってたのかな(薬物のきっかけはヘンリーだと思うけどニヤリ)

精神疾患を患うダイアナを支えているように見えるダンは、ダイアナ以上に現実を受け止められていない。
ゲイブはダイアナの妄想の中の存在のように見せてるけど、実はダンが見ている幻でもあって。
ゲイブはずっとダンを見つめるけどダンは目を合わせないんですよねえーん
『I'm Alive』は始めはダイアナに、途中からはダンに向けて歌ってますよね?
「名前を呼べ」ってダンに言うゲイブ。
最後になるまでずっとゲイブの名前は劇中に出てこない。
苦しくて、ずっと口にする事が出来なかった名前。
ダイアナに詰められるシーンはこっちも悲しくなっちゃう。
ダイアナとダンは見せている表情が違うだけで同じだけの悲しみを抱えてる。
ダイアナが居なくなって、はじめて自分の悲しみに向き合うことになるダン。

いつか良い方向に進むという希望を残す終わり方。

現実的に考えると、ずっと病んでた母、その後に父のケアしなきゃいけなくなったナタリーの負担が大き過ぎて気の毒だな。


望海さんは前回よりもしっくりしている気がする。
しょーまくんとは母子(n2n)→恋人(MR!)→母子(イザボー)→恋人(MR!)→母子(n2n)ときてますね。
次は恋人設定のなにかですか?(笑)
しょーまくん、今回なんか歌が聴き取りにくかったなぁ。。。
前回の感想でも言った気がするのだけど、大ちゃんの音声だけが大きく聞こえるのは本人の声量のせいなんだろうかキョロキョロ
小向さんのナタリーはひねたところなさそうな真っ直ぐな女の子って感じ。
お友達の新たな推しの吉高くんは優しいヘンリー。お歌も上手だし、声が柔らかなところがあって良いね。
初見、歌が時々某氏っぽい雰囲気があるように感じたんだけど、2度目ましてはそうでもないかも??
気の所為だったか???
でも系統は近いような気がする、、、と濁してみる(笑)