6/18 マチネ パルコ劇場
「首切り王子と愚かな女」を観劇してまいりました。
この日、実はマチソワ観劇でした
パルコ→シブゲキ
どちらも渋谷なので効率良い!と気付き、こちらは後から購入。
5分前にキャストがスタンバイします。
ステージ上にコの字にアクリル板で仕切られたテーブルが配置されていて、そこにキャストさんがスタンバイ。
テーブルの上には飲み物とかも置かれていて、出番がない時はそこに座っております。
舞台の中央には移動できる複数のパレットがあって、それを動かすことで、いろんな場面を表していきます。
舞台袖はカーテンも掛かっていないので、終盤にステージ上の物がなくなるとまる見えになっちゃう。
すごくガランとした空間になる。
これ、計算された演出なのかな。
【STORY】
雪深い暗い王国ルーブ。
英雄であり人格者であった先王バルが早くに没して20年。女王デンは「永久女王」としてルーブを統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは国のことを見なくなり、魔法使いを城に招き入れ、閉じこもるようになった。ルーブ国は統治者を失った国になっていた。国は呪われ、民は貧しさに疲弊し、反乱の気運が高まっていく。
そこで城に呼ばれたのが第二王子トルであった。トルは幼い頃から「呪われた子」とされ城から遠ざけられていたが、反乱分子を鎮圧するために再び城に戻される。使命に燃えたトルは、反乱分子の首を次々に落とし「首切り王子」として恐れられるようになる。
リンデンの谷に住む娘、ヴィリは死ぬことにした。これ以上、生きる理由が見当たらなかったからだ。最果ての崖にたどり着いたヴィリが目にしたものは白い空と黒い海と首切りの処刑であった。
首切り王子トルは死を恐れないヴィリに興味を持ち、召使いとして自分に仕えるように命令する。
城に連れられていくヴィリが耳にしたのは王子の歌であった。美しくも悲しい歌。ヴィリはトルに深く暗い孤独を見る。
こうしてヴィリは召使いとして首切り王子に仕える日々を送り始める。
そこに見たのは野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿であった。
(HPより抜粋)
面白かったです!
ヴィリ役の伊藤沙莉ちゃんがとっても良かった


初めて生で彼女を見たのですが、小柄なんですね
小柄だけどパワフル!!
声にチカラがある
おはなしはヴィリが見たルーブ王国、そこで出会ったトル王子のお話ってかんじかな。
トル王子はかなり可哀想な境遇だし、周りの人物もそれぞれなにかしらある。
暗くなりそうな話なんだけど、笑っちゃうようなやり取りもそこそこあって始終重苦しくなることはない。
泣くようなおはなしじゃない、と思ってたんだけど、終盤に差し掛かる頃には


沙莉ちゃん、あなたすごいわ…やられましたよ
ストプレですが芳雄くんが歌うシーンがあります。
静かに歌うそれは、歌の上手さよりも声の美しさに感銘を受けました。
蛇足。
馬に乗るというシーンが2箇所ほどあるのですが、そこではしゃぐトル王子が可愛かったです
(なぜかナイツ・テイルを思い出す…)
ヴィリはシリアスなはずなのに…馬…!となりました
あれでいいのか???
TwitterのウワサによるとWOWOWさんのカメラが入っていたとか。
もう一度観たいから期待しちゃうなー♪
ソワレまでPRONTOで時間潰し。
「ボタニカルピーチジェリーラテ」
エルダーフラワーのお味が爽やかでした
この後「いつか」を観て、終わったのが21時過ぎ。
このところソワレは20時終演ってやつが多かったから久々なかんじ。
お店は20時には閉店するところが多いからか街は暗かった。
コロナ以前ほどではないけれど、駅前はけっこうな人が溜まっていて、びっくりしたのは顎マスク人口の多さ!!
みなさんフツーにマスク外して盛り上がっちゃってるのね
クローズされた喫煙スペース前、街路樹周辺、たくさん!!!
ひぇ~と思った出来事でした💦


