感想書いたけど何故か消えてしまったのでそのまま放置してたんですが、とりあえずメモ程度には記録しておこうと思いまして…
3月25日 マチネ
国際フォーラムにて「アリージャンス」観劇してまいりました![]()
〈STORY〉
2001年12月7日、80歳の退役軍人サム・
遺言執行人と名乗る彼女は、サムの姉ケイが亡くなり、サムに封筒を遺したことを告げる。
50年間会うことのなかった姉、そして過去の記憶が蘇るー。
日系アメリカ人のキムラ家は、
1941年12月7日に真珠湾攻撃が勃発、米国の宣戦布告により第二次世界大戦に突入し、日本の血をひく日系アメリカ人たちは敵性外国人扱いをされてしまう。
翌年8月にキムラ家は自宅から強制的に追い出され、収容所へと移送される。
日系の人々は厳しい収容所生活を送りながら日本人の精神にも通じる耐え忍ぶ“我慢”に想いを重ね希望を失わずに暮らしていた。
一方、ワシントンDCではマイク・
ある日、収容所でアメリカへの忠誠を問う忠誠登録質問票(Loyalty Questionnaire)が配られる。
一体どう答えるべきなのか、家族それぞれの考え方の違いが露わになる。
父タツオは不当な強制収容に抵抗し、「No」を貫く。
姉のケイは収容所で出会ったフランキー・スズキと共に強制収容と徴兵の不当性を訴え、日系人の人権を求める運動に参加する。
弟のサミーは家族の反対を跳ね除けて、アメリカへの忠誠を示そうと軍に志願。
恋仲になった看護婦のハナ・キャンベルに家族を託し、日系人で構成された第442部隊の一員として戦場へと赴く。
己の信じる忠誠を胸に、戦時下を生き抜こうとした家族。その行く末はー
(HPより抜粋)
第二次世界大戦の頃のアメリカの日系人のお話。
真珠湾攻撃を幾に日系人は強制収容される。
移民である親世代の、アメリカ人としての子世代の感情。
どれが正しいって話しではなく。
キムラ家の父タツオの、私財を手放し命令に従っていることで忠誠心は示しているのに…っていうのも、そうか、、と思った。
あの質問票は踏み絵のようだよね。
移民の親世代には受け入れ難い部分もあったのだろうな。
タツオが子供の名前をケイコ、イサムと呼ぶことを考えると、アメリカ人として生活しているというのとは別に、日本人であるって思いも抱いているんだろうな。

(場内配布資料より)
アンケートにNO、NOと答えて移送された父や収容所で我慢を強いられている家族や同胞のため、軍に志願するサミー。
子世代はアメリカ人として生きているわけで、日系人だからって理由で拘留されるのは我慢できない事だったんだろうな。
兵士として戦うことは国への忠誠、自分達はアメリカ人だという証明でもある。
恋人のハナに家族を託して過酷な戦地で戦い、多くの仲間を亡くし、自身も負傷しながらも帰郷したサミー。
再会した家族は、新しい家族を迎えて新しい生活をしていた。
しかも、ケイの夫は徴兵を拒否して人権運動を行い、結果としてだがハナを死に追いやった人物。
「戦争は終わった」なんて言われても受け入れることなんて出来なかった。
家族のために死地を乗り越えてきたのに、その家族に裏切られたと感じたのだろうな。
だからケイの娘の名前に込められた思いにも気付けない。
ちなみにサミーが入隊した442連隊は、ほとんどが日系アメリカ人で構成され、ヨーロッパ戦線で戦い、もっとも多くの勲章と多数の死傷者を出した部隊との事。
劇中でも「200人を救うために400人の犠牲を出した」とのセリフがあり、その戦闘の苛酷さがわかります。
あれから50年もの間家族との交流を断ってしまうサミーの元にケイの死の知らせが届き、知らせをもたらした代理人から渡された封筒の中身を見て、ずっと続いていた家族の愛を知る。
自分が表紙を飾った古い雑誌。
そこに書かれた父の文字。
ずっとあった父へのわだかまりが昇華され、後悔と思慕が押し寄せたことだろう。父の死にも会いに行かなかったと思うし。
そしてケイにも会うこともないまま別れる事になってしまった。
「パパ」「ずっとケイに会いたかった」って言葉がとても切ない。
戦争がなかったらこんな思いをすることなかっただろうにね…
サミーはケイの葬列でケイの娘のハナコに会う。
取り戻した家族と幸せな余生を過ごせていることを願うばかり。
セットや音楽がなんとなく和テイスト(海外イメージ)。
テーマ的に重たくなりそうだけど、おもったよりはそんなことなく、しかし、しっかりと伝わるような加減が良かったな
フォーラムの大きさより、もう少し小規模の劇場の方が合いそうな気がする
戦争について見聞きする時、日本から見た話しが多いので、知らない事ばかりだなと思いました。
先行で聴いていた「Higher」、あんな場面で歌われる曲だったのね。
歌唱動画は正直曲の魅力をあまり感じてなかったんですが、実際に舞台で聴くとすごく魅力的で。
やっぱ芝居あっての歌(歌い方も違うしね)だな!!めぐさんすげ〜〜
ってなりました♪
海宝くんと小南ちゃんのデュエットに、マリコゼ…と邪念がちょっと入りました
どちらかというと淡々と観ていたような気がするんですが、最期のオールドサミーに泣かされたなぁ。
上條さん上手すぎる…
カーテンコールで最期に出てくるのがめぐさんだったのにびっくり
てっきり海宝くんだと思っていたよ。
(そういえばポスターの比重はケイか!?)
カーテンコールは撮影OKだったのですが、私のスマホちゃんはあまり良い仕事をしてくれませんでした
(つまり白トビ。Xperiaのカメラ機能が未だ使いこなせてない…)
よって掲載できず
この日はざっと見たかんじ、カメラが5台くらい入ってました。
昼夜どちらもみたいですね。
配信予定は無さそうだったし、撮影日として設定もされてなかったようですし。
もしかして衛星放送とかエヌエッチケーとかで放送される可能性あり?!
ちょっと期待しております

余談。
有楽町駅のところにあるタニタ食堂でランチを食べました。
お隣りの席の方がアイスを召し上がっていて、その存在に気付けていなかった私はショック
次に訪れた時は注文しよう…
タニタの出すアイスは大手を振って食べていいはず


あ、イチゴのルイボスティーも美味しかったです♪


