9/9 マチネ シアタートラム
Fly By Night 観劇してまいりました
本来は休憩無しだったそうですが、コロナ対策でこのようなタイムスケジュールとなったようです。
お席は前2列は空席でC列が最前列。
最前列はフェイスシールド着用でした。
感染連絡は、大手は専用フォームに連絡先を登録したりしますが、conseptさんはチケット購入時に入力した連絡先とのこと。
お譲りチケットだとちょっと要注意ですね。
〈あらすじ〉
1964年11月9日。母の葬儀を終えたハロルド(内藤大希)とその父・マックラム(福井晶一)。ハロルドは遺品の中にギターを見つけ「母さんはギターを弾いていたの?」と驚きつつ、形見として持ち帰ることにする。一方すっかり気落ちしたマックラムは、妻が大好きだった「椿姫」のレコードを聞きながら毎日を無為に過ごすようになる。
ちょうど同じ頃、人口1000人ほどの田舎町サウス・ダコタで暮らしていたダフネ(青野紗穂)は、女優を目指してニューヨークに行くことを決意。姉のミリアム(万里紗)に一人では心もとないからと泣きつき、母を説得。姉妹は一緒にニューヨークで暮らすことになる。行動的なダフネは洋服店で働きながらオーディションを受ける日々を過ごすが、あるとき、店の近くのサンドイッチ屋で働いていたハロルドと出会い恋に落ちる。ミリアムは星や宇宙が大好きな内気な女性。そんな彼女が唯一他人と繋がれるのは、カフェでウェイトレスをしているとき。ある日、ダフネがオーディション会場で若手劇作家のジョーイ(遠山裕介)に見初められ、新作ミュージカルの主役に抜擢される。その稽古に明け暮れるうちハロルドとすれ違い始めるダフネ。ミリアムは、突然現れた占い師(原田優一)に未来を予言されるが、その中に出てきた恋人の条件に合致するのはなんとハロルド。彼女は自身の気持ちに戸惑い田舎へ逃げ帰ってしまう。 サンドイッチ屋のオーナー・クラブル(内田紳一郎)は今日も、優柔不断なハロルドに発破をかけている。
孤独を募らせたマックラムはある決心をする。
そして 1965年11月9日、ニューヨーク大停電が起きた。
(HPより)
余談ですが、原田優一さん。
FBN出演のため、急遽再演が決まったVIOLETは降板となってしまったのですが、どちらも1964年のアメリカを舞台とした物語なんですよね
すごい偶然!?
(ネタバレ要素あるのでご注意!)
ナレーターの原田氏は物語を進行させ、さらには何役もこなす大活躍!!
膨大な台詞を噛まずにこなしてました
すごい〜〜


前半を観た方のツイートで“グーテンバーグ”ってワードを見かけたのですが、みて納得しました(笑)
姉妹の父・母、占い師、審査員、店主、チケット販売員etc
それぞれ演じ分けていて、芸達者な人ですよね〜
青野紗穂ちゃんは前回観た役はロードエルメロイのグレイたんだったからギャップがすごい(笑)
万理紗さんは初めてましてだったのですが、コミカルな演技もお上手な素敵な役者さんなんですね♪
他の舞台でも観てみたい!
福井さんは基本、「セシリー…」ってつぶやきながらレコードプレーヤーを持ち歩いているおじさん。
可哀想と滑稽の間を好演。
出番少ないんですが、ソロで歌う
『セシリー・スミス』〜『乾杯(椿姫)』で全部持っていった感
ブラックスーツでオベラ曲!
お話はハロルドの母の葬儀から始まり、大停電で終わるはなし。
約1年の出来事を、それぞれの視点から。時間軸も行ったり来たり。
バタバタしそうな進行なんだけど、私はスルッと観ることができました。
公式さんが物語の時系列をまとめてます。
conSept@consept2017
【#flybynight】物語の時系列を整理してみました!下記URLにアップしています。但し‼️ネタバレが要素があるのでパスワードをかけています。パスワードも一緒に残しますので、「ネタバレ大丈夫」という方だけアクセスしてみてください。https://t.co/EreSbZAuff閲覧用パスワード:fbn2020
2020年09月08日 12:21
正直観る前はこの表、ちんぷんかんぷんだった
停電の話。
三角関係の話。
最初の情報はこんなかんじだったので、女子の(しかも姉妹だ!)バチバチしたのがあるのかしら?
と、昼ドライメージがほんのちょぴっとあったりしましたが、観劇する頃には忘れてた
三角関係っていうか…心境の変化よね
見えるものと見えないもの、って最初にあるけど、それぞれの人物が徐々に見えなかった自分の望むものを見つける、見えなかった思いを見つけるお話なのかな。
コミカルなシーンも多くて明るい雰囲気なんだけど、そこにはそれぞれの苦悩や不安や葛藤、諦め、苛立ち、愛情が含まれてる。
誰かに感情移入して観るっていうより、ひとりひとりを考えながら観た気がします。
最後はちょっと切ない。
妻を亡くして打ちひしがれた父からの連絡を遠ざけていたハロルド。
自分の母でもあるわけだから、悲しくないはずはないのですが、父の嘆きようがたまらなかったのかな。
やっと思いが通じ合ったミリアムを亡くし、本当に父の気持ちが理解できた。
ダフネの歌声も切ない。
ミリアムは自由闊達な彼女のお守りのような人だったから。
パンフレットを購入。
翌日に家で読みましたが、観劇前に読むべきだった
東京公演のラスト3公演は売り切れちゃったみたいだけど、赤レンガと通販では販売あるそうです。
東京公演は全公演の配信がありました。
都合が付かず見られなかったのですが、生配信+4時間アーカイブ(視聴トラブル用として)、スイッチングの映像のほかに定点映像の配信もプラス。
このシーンのほかのキャストは?に対応するためですって。
なんてオタク心に寄り添ったサービスなんでしょう
今後もよろしくお願いいたします
毎回アフトクや語る会で物語の背景や豆知識、注目して見てほしいポイントなど、かーなーりぶっちゃけたお話をしてくれるconseptさん。
今回はそういう企画がなくてさびしいです
(これ聞くともう一度観たくなります)
またオンラインで語る会やらないかなぁ






