たぶん1月にお友達から貸してもらって、こんなにも寝かせてしまった「SMOKE」、やっと観ました。。。

長々とお借りしててスミマセン
SMOKEといえば、2018年に九劇で上演されて話題になった作品。
2019年は芸劇シアターwestと九劇でそれぞれキャストを替えての再演。
どハマりしたファンに"愛煙家"なんて呼称が付いたりしてますね。
私が借りたDVDは芸劇版。巷では「大人スモーク」と呼ばれていた方です。
(なんで"大人"かというと、九劇キャストとくらべると年齢が大人だから
)
出演者は石井一孝さん、彩吹真央さん、藤岡正明さんの3人。
歌うまさん達で期待しかない!!のになんで観に行かなかったのかな、私?
その期間何してたか遡ってみたら、
遼生さんライブ2日間
白黒珠
ピピン
に行っていたらしい。
期間短かったし、ねじ込めなかったっぽい
たぶん、DVD出るし友達きっと購入するだろう♪って思ってたんだろうな(笑)
お話がちょっと分かりにくいらしい、と聞いていたので、ちょっと構えて観ました。
若干、?とは思いましたが、見終わっての感想としては、
なるほど!!
ハマる人がいるの分かる気がする。
これ、2回目がより楽しいやつだね!!!

この閉ざされた世界から
煙のように、抜け出せたら……。
かつては抱えきれないほどの夢と情熱を携えていたはずなのに。
でもいつの間にか、全てを胸の奥にしまい込んでしまった。
自分自身の限界を悟ったとき、未来への視界を遮るように立ち込める煙……
SMOKE。
天才詩人と言われながら、27歳の若さで、異国の魔都・東京で亡くなった、韓国人詩人、李箱(イ・サン)の作品、「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされクリエイトされたミュージカル「SMOKE」。
天才詩人の詩と美しい音楽が出会い、誰も想像できなかった物語が繰り広げられる。
“鏡の中をのぞき込んだら、自分の「こころ」だった“
(九劇HPより抜粋)
パッケージは煙で人の姿。
煙と鏡がキーワードとなるお話。
超(チョ) 石井さん
海(へ) 藤岡くん
紅(ホン) 彩吹さん
冒頭は超が拘置所にいるところから始まる。
あれ?カズさんって左利き??ってちょっと気になったのだけど、これ、意味が有ったのね。
超が覗く鏡の向こう側には海の姿。いや、李箱なのかな?
詩人の超と絵描きの海が"海"に行くために紅を誘拐する。
実は3人は知り合いだったのだが、何故か海は紅を覚えていない。
3人の関係は…
みたいなお話で、はじめは超=李箱っぽい流れ。
超と紅は肺を患っている。
紅と海は同じ歌が好き。
と、共通点がある。
超(というか李箱)が書いた詩。
紅が海に聞かせた"おはなし"。
んんん??!
これって、超と紅は海(李箱)が作り出した人格なのね?
で、海=李箱ってのもちょっと違うのかな??
鏡の向こうから引きずり出した人物が超。
李箱を投影した人物。
心に感情を閉じ込めた"袋"を作った。その袋が紅。紅のおはなしで「男の子は袋を捨ててしまった」と語られる。だから海(李箱)は紅がわからない。
李箱が結核を患っているから、超と紅も同じように肺を患っているのか。
辛いものを超と紅として引き剥がし、残ったものが海。だから幼いかんじなのかな。
生き辛さで死にたいという超。
自分を鏡の向こうから引きずり出し、かわりに鏡の奥に隠れてしまった海を探し出して、紅に会わせて思い出させようとした超。
死にたいけど死ねない。なぜならば実態がないから。
紅を誘拐したのは、海が全てを思いだして、海ではなく李箱にならなければ終わりがないから、だったのかな。
紅は前向きな感情、生命力。
辛くとも頑張れという紅。だから海と超にとっては疎ましくもあったが必要でもあった。
超の「最後のチケット」というセリフ、始めは紅を指し、最後は海を指す。
私、これの意味がイマイチわからなかった。
掴めそうで掴めない…うむむ…
全てを取り戻した海=李箱は超と紅を鏡の向こうへ押しやり、鏡を砕く。
時は流れて、東京の拘置所に場所が移る。
最初のカズさんが倒れていた場所と藤岡くんが倒れている場所が同じなのね。
カズさんが左手で文字を綴っていたのは超は"鏡"だったからだよね?
カズさんと藤岡くんの鏡合わせな演技の所、格好いい!!!
あのシーンはリピりたくなる♪
幼い演技に合わせた少年のような歌声から一転して本来の?素敵テノールで歌うシーン。
海が変わった!っていう瞬間を歌声で表現する演出すごく好きです
紅はなんかオカンのようだ
李箱は27歳で亡くなっている。超も紅も27歳以前の人の感情としては深みがありすぎるな(笑)
そこは九劇キャストの方がしっくりくるのかもね。観てないからわからないけど
いつも思うのですが、紙の束を手にしたら必ず天に投げなければ収まりが悪いのだろうか…
(投げないやつを見て「投げなかった!」と思ったことがあるくらいほぼ撒かれる)
そしてやっぱり3人とも歌が上手い!!!
それだけでも価値がある
これはこうなんじゃないか?とか自説をくりひろげたくなるし、キャストの組み合わせで印象が変わりそうな作品。
観に行ってたら「私の話を聞いて~~!」ってなってたかも