おもいっきりネタバレ?なお話が聞けたアフタートーク。
これ、そこを注目しながら観たかった笑い泣き


内容は順不同。
台詞や発言はうろ覚えなんで、こんな感じだったよ、って事でウインク


アフタートーク
板垣さん、綿引さん、藤岡さん


びびちゃんプレゼンツ。
藤岡くん、上下デニムのお洋服。
ファーマースタイルを意識して、らしい爆笑
二人の馴れ初めは?と変な表現で聞く板垣さん(笑)
出会いはジャージーボーイズだそうです。

感想を聞かれた藤岡くんは「役者目線になってしまうのだけど」と感想を述べていたのですが…

役者さんって、見方が違う!!!
ボンヤリ見ていた自分が悲しくなる笑い泣き

キャストの視線、動き、表情から推測する力が凄いびっくり
直ぐに"既にアーデン夫妻は亡くなっている"という話、というのがわかったそう。
私、最後まで分からなかったんですけど~ゲロー(笑)
藤岡くんの素晴らしい読み取り能力のおかげで?『いつか』の時は説明に時間をかけずに済んだ現場だった、と板垣さん。

あとライティングの妙を絶賛。
同じ場所に居ても、ライティングで、この人とこの人は別空間・別時間なんだな!と分かる。

ヘンリーが野球選手だった話のシーン、頃合いをみて、ジョニー役の川原さんに体の向きを変えるようにと指示してあったそう。
同じ時空間に居ない、ってことらしい。
藤岡君も「アニーとジョニーは(ヘンリーを)見てない。ルイーサは微笑んでる」みたいな事、言ってたかな。

歌唱についても、藤岡くんは役者ならではの感想。
ITHは掛け合いがほぼ無い。
ソロがほとんどで、掛け合いらしい曲もあるのだけど、それぞれ自分の心情を歌っているだけなんですよね。
ミュージカルとしてはたいへん珍しい。らしい。
心情を歌っている時は、ほかの役者さんは時が止まっている様にじっとしている。
それについて「何の動きもなく歌唱が終わるのを待つのは苦痛だ」みたいな事を言ってました(笑)

アーデン夫妻の娘が高熱を出した時、ヘンリーは街で酒を飲んでいて、そのまま家に帰って来なかった、ってエピソードがあるのですが、
「(ヘンリーは)酒飲んで、やらかして死んだんだと思ったら…死んだの娘か!」と藤岡くん。
「親近感あるでしょ」と板垣さんにつっこまれてました。
でも板垣さんの声が小さめだったからか?藤岡くんはそれをスルー(笑)

物語の最後に「崩れかけた墓石が斜面に建っている」みたいな事を言うシーンがあって、その後に「始めは平らだった」「ちゃんとした土地に作ればよかった」みたいな会話が続く。
これ、相当時間が経過してるってこと。
ヘンリーが所属していたマイナーリーグチーム(チーム名は忘れちゃったチュー)、100年くらい前に5年間くらいしか存在しなかったチームなんですって!!
実在のチームなんだそうだ。
つまり、ヘンリーとルイーサは100年くらい前の人ってことらしい。
だからセットの木の門柱は傾いているし、ソファーやスツール代わりの木箱も傾いている。
色は全て黒。
「(100年前のファームハウス)よく残ってたな!?」by藤岡
後ろのたくさんの棒は森のイメージ。
このツイートのお写真ね。

板垣さんは「夢幻能」についてのお話もちょろっと。
この世のものでない者が、現世の者と出会い、生前に果たせなかった思いを語る
って内容らしい。
日本古来のものが、アメリカでもあるのか!と思ったのだそう。
この世の者でないアーデン夫妻に偶然立ち往生した若いカップルが出合う。
森で迷って発見した家は無人(ユーレイ?はいるけど)って、ちょっと『迷い家』っぽい?
富はなさそうだけど(笑)
板垣さんは、そもそもアニーとジョニーは生きているのか?という解釈もある、とおっしゃっていた。
「(二人の乗る)車は壁にぶつかった」とあるから。
死んでないまでも、幽体離脱的な感じだったのかも?と。
「映像だったらラストシーンは空撮で、壁にぶつかった車が写って、車内には血を流した男女がいて、最後に目を覚ます。そして映像は引きになる」
みたいな事を話してました。
なんか目に浮かぶようだ爆笑
余白のあるお話だから、いろんな見方ができるよね、という提案。

あっという間に終わってしまった照れ
そういえば、びびちゃんほとんど発言してなかったような…キョロキョロ
締めの挨拶はなぜか藤岡くんでした(笑)


別回にはプロデューサーと観客で「観劇を深める会」なるイベントも企画されていました。
参加者は2名だったようで…
日程的都合さえ許せば参加してみたかったえーん
作り手と観客で話す機会なんてなかなかないですよね?
貴重なお話が聞けたでしょうし、ほかの方の感想も聞けるのは楽しいと思います。
また開催されますようにお願いキラキラ