おもいっきり内容に触れてますのでご注意ください!



初見、なんじゃこりゃ?
モヤっとする、っていうか……
全部が上手く繋がらないんですけど??なストーリー。
皆さんの考察が面白い。
皆さん、ほんと細かいところまで良く見ていらっしゃる!!!
私、自他共に認める節穴なんで、考察みるたび「ほぉ!!びっくり」となりました。
受賞メダルが無くなる??
さらには唯一のビジュアルで出てた写真のレイモンドの衣装の柄が12個の十字架である。なんてものまで。
すごーい!!服は服としか見てないわアセアセ

そんな私が考えた説ですので、そこのところを念頭にお願いしますね♪


このお話のあらすじは

英国ケンブリッジ。
貧しい小説家志望のケビンと、彼のアパート上の階に住む引退したサラリーマンのトムは、仲の良い隣人同士だ。 ケビンの薦めで小説を書くようになったトムは、『捏造された殺人』という小説を完成させ、批評をしてくれるよう、ケビンに頼むが、トムは病に倒れてしまう。 行き詰まっているケビンはトムの『捏造された殺人』を自分の名前で公募展に応募し最優秀賞に選ばれただけでなく、イギリス最高のベストセラーになる。 突然、予想してなかった富と名誉を享受するようになるケビン。

4年後…。放蕩生活ですべての財産を無くし、次回作を書けずに堕落の道を歩くケビンの前に、死んだと思っていたトムが再び現れる・・・。
(公式サイトより)

って感じ。


話の流れは
1982年→1986年→1982年
時間の流れはニュースから聞こえるサッカーのW杯で判る。
最初の1982年はスペイン大会の西ドイツvsイングランドのニュース。
1986年はメキシコ大会でマラドーナの神の手ゴールの事が報じられる。
最後の1982年はイタリア優勝のニュース。
ちなみに西ドイツ戦は6月29日、決勝は7月11日だったらしいので、約2週間の経過。

最初と最後は同じシチュエーションが出てくるが会話のやり取りが違う。

いろいろリンクする数字。
10年、4年、3日、3000ポンド 。

10年
ケビンが小説を書こうとして悩んできた年月であり、トムが小説を書き上げるまでにかかった年月。
ベストセラー作家ラルフ・ブースが失踪して10年。

4年
W杯の開催
ケビンの出版社との契約期間
死んだと思っていたトムが現れる

3日
編集長マギーから告げられた契約打ち切りまでの残りの日数
トムがケビンの部屋に訪れて、滞在させてほしいという日数

3000ポンド
ケビンの借金額
ミステリー小説大賞の賞金額


気になる物

アブサン
以前は禁止となり、成分見直しされて再び販売された酒"飲むマリファナ"「アブサン」
この話では、再販前の物だという説明がある。
アブサン調べてみた。(Wikipediaより)



値段も安価だったらしい。
とんでもない酒だ!

ナイフ
レイモンドの花屋の4番目のナイフ。これは最初から最後まで鞘のみ。

「操られた殺人」(あらすじは捏造になってるけど、たしか操られただったような…)
「アンクル・トム」

その他にもいろいろ、怪しんでみたりするとドツボにはまりそうな事ばかり…

ミスリードを誘う仕掛けが、との話。

???が増えていくのですが、シンプルに考えてみた。

私の結論。

ほんの僅かな現実・事実があるのみ。
ほぼ全てが虚構。

そう思うキーになったのは「アブサン」かな。
最初の屋上は持っていないけど、最後のは持ってる。



まず、全体の時間は1982年のW杯期間の2週間くらいの話。
ほぼ全てはケビンの作った話で、ケビンとレイモンドの僅かな会話、レイモンドとラルフの会話、最後の方のラルフ(トム)との会話が現実。
ラルフ(トム)が癌というのは架空の話で、実際は胃潰瘍。

これなら何となく説明がつくのでは?と思ってる。


ケビン
・レイモンドと友達
・10年考えてるけど書きあがらなかったが、最終的には書き上げる?
・せめて夢の中では面白い話をと思って眠るが周りの人々が悪魔の姿で出てくる
・母はアルコール依存症で娼婦、父を殺した
・借金3000ポンド

レイモンド(花屋)
・ケビンと友達
・ラルフと知り合い
・大家と知り合い

大家
・ケビン、ラルフのアパートの大家
・レイモンドと知り合い

ラルフ(作家)
・ミステリー作家
・ケビンの部屋の隣に住んでいる
・レイモンドと知り合い

トム
・ラルフをモデルにした、ケビンの想像上(小説内の)人物

マギー(編集長)
・存在する人物かは不明

街で殺人事件が起きている


このあたりが現実かな、と。

アルコール依存の母の暴力と父の刺殺がトラウマになって、ミステリー小説のキモの部分が書けないケビン。
アルコールに恐怖を感じながらも常習していたのでは?
それがアブサン。

夢の中で恐ろしい悪魔となって出てくる知人達を書いた小説。
隣人が救急車で運ばれたあたりから退院してくる約2週間あたりで完成させたのかな?
ケビンの小説を仮に「A」とします。

「A」の中にトムが書いた小説「操られた殺人」と「アンクル・トム」がある。
「A」のタイトルも「アンクル・トム」なんだろうか??

たまに廊下で見かけるオジサンを隣人のトムというキャラクターにする。物語の中のトムは実は失踪していた作家ラルフで、編集長のマギーと共謀している。
レイモンドは連続殺人犯。「アンクル・トム」をシナリオとして、本に書かれた通りにレイモンドを殺すようにケビンに指示する。
ケビンはトムの指示通りレイモンドを殺し、ケビンを追い詰めたトムも殺す。
たぶん大家もマギーも殺されている。
といった話。
それがケビンの書き上げた小説。
いくつか符号が現実と一致するが、実在の人物をモデルにしたに過ぎないからなのかな、と。
1986年W杯の結果はケビンの創作がたまたま現実と一致しただけかも。
イングランドとアルゼンチンの因縁はもっと前から存在しているから。

最後のやり取りから、ラルフとケビンは面識がない事がわかるから、隣人がミステリー作家だとは知らないと思う。
けど「アパートの壁は薄いから」と言っているから、もしかしたら、ラルフがでっかい独り言を言いながらタイプライターを叩いている音が聞こえていたのかも?


しかし、やっばりいくつか疑問は残っちゃう。

終わりの1982年。

ケビンの「ヤツはいらない」
ヤツってなに?
トムの事??

レイモンドが「イヤな女」というクリスに届ける花束の中に4番目の鞘のナイフ。

最後のラルフの台詞。「ケビンに頼みたいことがあるんだが」

これはケビンがアブサンで見た妄想なのか、それとも……


あれ?
スッキリしたつもりだったけど、ぜんぜんスッキリしてなかった(笑)
答えは無いのでしょうね…

これがすっかり定着した「#演劇的残尿感」「#混乱系ミュージカル」なのか笑い泣き
明確な答えなんてないのかもしれないけど。
(そういうミステリーも多いよね?)

DVD予約したので、春になったら、また確かめたい。
ぜんぜん違ってたら、恥ずかしいのでこっそり削除します(笑)