優也くん出演の
「黒白珠」6/12マチネ
観劇してまいりました!
お久しぶりのコクーン♪
もしかして魔都夜曲ぶり?!

この日はアフトク付きでしたニコニコ
私の席のお隣は知り合いだった(笑)
FCチケットあるある?

公式からもお知らせがありましたが、当初のあらすじから大幅に変更されたストーリー。
フライヤーのあらすじを読み返してみると…

なにもかすっていない!!!!笑い泣き

カインとアベル、エデンの東をモチーフに…とありましたが……ほぼ無いよね?(笑)
タイトルの真珠もキーワードともあまり言えないキョロキョロ
(ストーリーは変えられてもタイトルは変えられないもんね…なんて思っちゃったよニヤリ)

こんな風にdisり気味に書いちゃってますが(笑)

面白かったです!!!!

あのあらすじ読んで「重たそう、暗そう」と敬遠しているとしたら、「そんなことなかったよ!」とお伝えしたいルンルン
ジメっとしそうな話を明るいキャラクター達が笑いを織り交ぜながら展開していく、家族の物語でした。

あと、パンフレットのお写真が綺麗ラブ
すっごく綺麗キラキラキラキラ
それだけで買いです!!

新作で始まって間もない舞台なんで、ネタバレな感想はどうかな…

って思うのですが。

後からは多分書けないんで、いつもの如く、空気読まずにいっちゃいますニヤリ
けしからん!と思う方は回れ右!!!





双子の勇(松下優也)と光(平間壮一)。
双子の父で真珠の加工販売会社を経営している大地(風間杜夫)。
勇の恋人の花苗(清水くるみ)。
花苗の伯母でフランス料理店を営む久仁子(平田敦子)。
大地のはとこの須崎(村井國雄)。
須崎の娘で療養ホームを営む沙耶(青谷優衣)。
双子を捨てた母の純子(高橋惠子)。
病で記憶障害となった純子の仕事仲間だという藪木(植本純米)。
出演者はこの9名。

父の加工会社を辞めて、仕事もせずにフラフラしている勇。
勇の恋人の花苗は明るくてしっかり者。伯母の店で働いている。伯母の久仁子に勇との交際をやめた方がいいのでは?と言われるが「いいところがある」と知らん顔。
光は父の母校である早稲田大学に進学して東京暮らし。
双子の父である大地は、男手ひとつで子育てをしてきた。
94年の長崎県大村市を舞台にしたお話。
当初の設定は佐世保だったのが大村になったのは真珠の養殖が盛んだからなんですかね?
「黒白珠」というタイトルから想像するに、黒真珠と白真珠。双子のキャラクターをそれに当てはめるもの、だったんじゃないかと思われますが、舞台を観ると黒真珠=双子って感じ?
だいぶこじつけっぽいけどチュー
そのへんは冒頭の勇の夢の話と生い立ちの謎でチラリとリンクするけど、別に真珠に例えなくてもまったく問題ない(笑)
大人の事情か…照れ

勇は定職に就かず(就いてもすぐ辞めちゃう)フラフラ。単純バカなキャラクター。
光は勉強が出来る優等生タイプ。
光=明、勇=暗、みたいになるのかな?って思ってたんですけどね。
むしろ逆??!
勇は光に劣等感を感じて…は無さそうね。
どーせ俺はバカですよ!って風に、自分らしく?楽しく暮らしてそうだった。
厄介なのは光の方。考えすぎて拗らせてる。
二人の母は赤ん坊の時に居なくなっていた。
周りの噂では「陽介(大地の弟)と駆け落ちした」。実は大地の子ではないのでは?と疑う二人。
光が帰省していたある日、藪木がやって来て「純子が脳梗塞で倒れ、治療に家族の同意が必要」と言う。行方不明だった母の所在を知り、光は純子を療養のために大村に連れてくる。
純子は後遺症で記憶障害となっていて。
事の真相を知りたがる光と、それを知ってどうするつもりだ?と咎める勇。
実は純子の失踪には重大な秘密が隠されていて…

ちょっぴりミステリ風ですが、意外性はまったくないのであまり重要ではないかなてへぺろ
主役は双子、のはずなんだけど、いやいや、大地の話なんでは?!と思わなくも。

風間杜夫さん演じる大地が、ほんと愛情深いお父さんなんですよ。
双子のやることも咎めずに受け止めてる。子供に甘いんじゃなく、懐広い。
だから勇は優しい素直な人間になったんだろうし、悩んでる光にもあんな言葉をかけられるんだろうな。
光は父と同じ大学に行く事で、大地の子である事を肯定したかった。
大学をやめ、やりたいこともなく、
「どうしたらいいのかわからない(ニュアンスです)」
という光に
「生きていればいい」
そんな愛に溢れる答えに感動ですえーん
隠している秘密は、やってはならない事だけど、愛する人達を守りたい一心だった事に説得力があった。

記憶障害になった純子。
失踪する前に大地とした約束だけはちゃんと覚えている。
これもやはり愛情だよね。
その後に「誰?」と、また分からなくなっちゃってるかんじになりますが、あれ、本当に記憶が混濁した故の台詞かなぁ?と思いまして。
障害があるのは確かなんでしょうが、あの場面に限っては装ったのかも?
だって、愛する人を守るためには秘密は守り通さないといけないからね。

ジメっとしそうな話を役者達の軽妙な掛け合いが軽やかにしてくれてます。
勇と花苗のカップルは仲良しさんで見ていて微笑ましい(尻に敷かれてるよね)。
平田さん演じる久仁子が出てくると、ほんと明るくなる!
久仁子と花苗のやり取りは笑いが絶えない!
ちゃらんぽらんなキャラな須崎と大地のやり取りも笑っちゃう。
純米さんの藪木、登場から胡散臭かったけど、やっぱり胡散臭いヤツだった(笑)
優也くんが純米さんの頭に手を乗せる時、ペチッと音が聞こえてきて笑いそうになったよ爆笑
壮ちゃんの光はしんどそう。
くるみちゃん曰く「切り替えができる人」らしいので、メンタル辛くならない、かな?

アフトクでも言ってましたが、最後の台詞が
「フォォーゲラゲラ
で終わる、斬新な舞台(笑)
ラストシーンには純子、大地と光が別シーンとして居るのですが、花苗と勇だけ違うテンション。
この二人が居れば何事も大丈夫な気がする。


終演後にお友達とコーヒータイム。
レモンポピーシードのスコーンにカフェラテのTALLサイズコーヒー
飲み過ぎだろ!!
お友達に「何それ!?」って言われちゃったてへぺろ