ミュージカル「イヴ・サンローラン」に行ってまいりました!
誰もが知っているファッションブランドの「YSL イヴ・サンローラン」ですが、どのような人物だったのか、私は全く知りませんでした
そんな訳で、どんなミュージカルなのか想像もつかなくて…
行かなくてもいいかなぁ、なんて思ってた(笑)
ところが、お友達からのお誘いいただいたので、ストーリーが謎のままに観劇してまいりました
(ちなみにお友達も前情報無しでした)
イヴ : 東山義久
ピエール : 大山真志
ディオール : 川原一馬
イヴは2008年、恋人のピエールは2017年に亡くなっているそうなので、つい最近まで存在していた人のお話なんですね。
ステージのセットは真っ白な段状になった…フィギュアとか飾りそうな感じ(笑)
音楽はシンセ2台での演奏。
時々くるっと出てくる噴水のやつ、最初、風呂かと思った
(タイルのかんじがね…)
東山イヴは気弱そうな、ちょっと突っついたら壊れちゃいそうな硝子細工。
大山ピエールは恰幅の良さのせい?とっても包容力がありそうだった
ピエールはイヴとその才能を愛し、ずっと支えてきた人。暖かそうな人って雰囲気でした。
川原ディオールはエレガント!
安寿シャネル、登場した瞬間に「ココ・シャネル!!!」って思える説得力
素敵!格好いいよ!!!
演出が荻田氏ってのもあり、ダンスが多め。
ショーっぽいとこがあるから、好き嫌いは分かれるかな
ファッションデザイナーの話だから衣装がたくさん(モンドリアン、ヒッピー、サファリ等)。これを見てるだけでも楽しいかも
東山さんだからダンスがすごいかもと思っていたのですが、イヴはどんくさい?のか、みんなで踊るところでひとり下手くそ
下手くそを上手に踊ってらっしゃった!!
ピョンピョン跳ねながら首をふりふりするのがあるんですが、これが可愛いんだよね~
ディオールの亡くなり方、雑すぎる
「イタっ!」バタリ
って…(笑)
イヴの輝かしい成功と、その陰にある、病んだ心と公私のパートナーであるピエールとのすれ違いが描かれたお話。
心がすれ違ってしまっても、離れられない二人。
イヴの心は離れても、ビジネスパートナーとして繋がっている。
それをシャネルが「才能を愛している。それは信頼だ。」っていう(意訳)のが印象的だったな。
音楽はちょっと覚えて帰れるようなものがないのですが、最後の曲は良かった
最後の羽根背負って出てくる女性は???だったのですが、イヴが舞台衣装をしたバレエダンサーなんだそうで。なるほど。
イヴとピエールが寄り添わないまま終わってしまうので、カーテンコールで二人が腕を組んで退場する姿にちょっとホッとしました
この日はアフタートークつき。
MC 中塚さん
東山さん、大山さん、RIHITOさん、そしてスペシャルゲストに衣装デザインの朝月真次郎さん。
お話は主に衣装についてでした。
衣装の点数(コーデにあらず)は16人のキャストで400点以上。帝劇クラス。
ピエールのスーツの裏地はサンローラン。
6着衣装があるって言ってたけど、印象にない



衣装合わせで服が入らなくて?5分で終わった"伝説の衣装合わせ"なんて言われてました(笑)
採寸時とサイズが変わっちゃったのかな?(笑)
シャネルの衣装はシャネルのクリエイターが携わっている(と言っていたような…)
海宝イヴはネクタイで東山イヴは蝶タイ。
RIHITOさん、モンドリアン(モノトーン)は女性服なんでどう扱っていいかわからないらしい。
中塚さんはシースルーの衣装(てるてる坊主みたいな衣装)はダンスの時の衣装捌きが大変らしい。勉強になりましたっておっしゃってました。
あとは作中に出てくるデザイナーのお話などでした。
この作品、CDとDVD販売が決定しています。
お友達が海宝君のを予約したと聞いているので、あとで借りようと思ってます(笑)
