当初はチケットを取っておらず、どうしようか考えてはいたのですが、友人が都合が悪くなってしまったとの事で譲り受け、鹿賀・新納チームを観劇してまいりました。
舞台を見る前にこちらも
自動演奏♪周りのザワザワの方が音が大きい
会場で特典のCDもいただいちゃいました。
収録されてるのは
二度目の誕生日/市村正親
青空に祈った/鹿賀丈史
の2曲
ありがたやーー
あ、今回はCDが出るのでもちろん予約します!(つまりまだしてない)
一応、両チームを観劇して思ったのは、役者が違えばガラッと印象も違ってくるな、と。
こちらのチームの方がミュージカル感が強いかな?
市村チームは、市村さんが表現豊かでユーモラスなところもあり、クスッと笑える所も多い。
市村さんの渡辺があまりにもおじいちゃんっぽかったからか、鹿賀さんの渡辺は若々しいぞ?と(笑)
声にも力があるので、命の期限が切られた時の困惑や公園作りに傾ける情熱がくっきりとしているような気がします。
市村さんの渡辺は、役所では居るか居ないかわからないくらいの存在の薄さ。鹿賀さんの渡辺は寡黙でルーチン化した行動を取ってそうな、なんだかよくわからない人、って感じ?
歓楽街では、市村渡辺は初めて体験する世界にあわあわしてるけど、鹿賀渡辺は唖然と立ち尽くしてる。
新納さんの小説家は世慣れていて、人生楽しんでそうだった。世間の明るい所にも暗い所にも溶け込んでそうな人。
歓楽街でのはしゃぎっぷりがすごい
小西小説家よりも人は良さそう。
渡辺にお金を返す時も、新納小説家は「なんかごめんなさい」って表情で、そっと返す。(小西小説家はつまんなそうにポイって返す。)
光夫を投げ飛ばす所は全力でやってる感
(小西小説家は向かってくる光夫を容易にポイって…ケンカ強すぎるでしょ
)
最後のブランコのシーン。
鹿賀渡辺は去る時に、ほんの少しだけ振り返るんですね。
後ろにある大切なものを、ほんの僅かだけ見納める。あれじゃほとんど見えないよね?ってくらいほんのちょっとなんですよね。
それがとても切ない。
がっつり振り返るより、まったく振り返らないより。
精一杯生きたから未練がない。だけどほんの少し振り返るのは息子への愛かな、と。
この舞台、客席には、ご年配の方や男性が多い気がします。
ゴンドラの歌で、お隣の紳士が嗚咽を漏らして号泣なさっていた。
人生経験が豊富な方ほど胸に迫るものがあるのかもしれませんね。
そして、俗な感想として。
ふうかちゃん演じる"とよ"が、渡辺の部屋でコートを鴨居に吊るす時、つま先立ちしているところに萌えました
かわいいは正義
