自粛!と思ったけど、今週で終わりなんだよね。
もう一度観たいけど、時間がな~い
後がないと思うと、楽しかったを語りたい
自制心が弱い私です
ネタバレありますので、いやんな方は引き返してね(笑)
グーテンバーグ!に行ってきました♪
これ、入り口直ぐの階段の踊場に設置されたphotospotなんです
会場は写真が幕になってるの♪いいかんじに撮れました
出演者はたった2人。
役者さんのポテンシャルが試されるような舞台でした。
ストーリーなど詳しくはコチラで。
セット・衣装はなく、帽子と段ボール箱を駆使して演じ切る。
私が観た回は
子役上がり日比谷界隈出身の作曲家、バド・ダベンポート・原田(原田優一)
野球出身あざみ野界隈出身の作家、ダグ・サイモン・福井(福井晶一)
おじさ…いえ、ベテランコンビ
これ↑自己紹介のシーンの台詞なんです。
こんな感じでストーリーの合間にいろいろ役者さん自身の話も。どこまでがアドリブなのかわからない
実際はあまりアドリブはないそうです。
(この舞台、福井・原田で進むから、正直ダグ&バドの名前は必要ないんじゃないの?この名前、ほぼ使ってないよね??と思ったり…
)
歌うまさんが声色を使い分けながら歌い踊る!
なんだか笑える歌やヘンテコな踊りを全力で!!!
冒頭に「想像力」が必要、と、告げられるのですが、帽子を被り替える度に、見事に演じ分ける、歌い分けるので、少しも難しいことなんかないのです。
そして、経験豊富な役者2人から次々に繰り出されるネタの数々
もう、ミュージカル好きには笑いが止まらない!!!
2チーム、ネタは違うようです。
メリポピ、レミゼ、サイゴン、美女と野獣、エリザ、ビリー…
物真似で市村さん、いっくん、山祐さん、めぐさん(笑)、こんちゃん、聖子ちゃん(笑)などなど。
お二人共やってるんですが、比重的にもネタ的にも…
原田氏、攻めてるな…(笑)
エリザの『最後のダンス』の替歌
山祐さんの真似、あれ、大丈夫ですか??
福井さんが歌っている周りでビリーエリオット(笑)面白すぎて歌がまったく入ってこない
「座右の銘は、この役ずっと憧れだったんです!って言う新人女優にかぎって、次に会うとき天狗になってる」(誰のはなし?
)からの、
「やりたい役はエポニーヌです!!」に大ウケ(笑)
ちなみに福井さんは「座右の銘は夢をありがとう。愛をありがとう。やりたい役は『夢醒め』のマコです」でした。
ミュージカルのマメ知識みたいなのもあり。
ストーリーに関係なさそうな歌は「チャームソング」というそうな。箸休め的な役割。初めて知った!
出番が多くない役を大御所にお願いしてる時に最適らしいです(笑)
1幕は壮大なロックナンバーで締める!
バド原田は「アンサンブル50人!プロジェクションマッピング!」と言っていた。あるある
人気演目は革命、ハプスブルグ家の嫁姑問題とか、4人組コーラスグループの内輪揉め…簡潔な説明ですね
リアルな話部分で福井さんが披露したのが、
「CATSはメイクが濃いからアトピーの人が肌がボロボロになり、最後は神頼みになって、鏡前に盛り塩していた」
「某・坂元健児が茹で玉子を食べるのに、味が足りないと…まさかな?と、みんな思う中、盛り塩にちょんちょんと玉子を」
サカケンさ~ん。過去のおイタをばらされてますよ(笑)
もー笑い過ぎて涙を拭ったよ
バド&ダグがプレゼンするミュージカル『グーテンバーグ』は個性豊かなキャラクター達。真面目な話を笑いに変えながら進みます。
文字を読めない市民のために、印刷機を作って聖書を作り、文字を広めようとするが、文字を読める特権を侵されたくない修道士に阻まれる。
そんなあらすじ。
冒頭に、赤ちゃんを死なせた男が出て来て、死因は薬と間違えてゼリービーンズを飲ませたから。私も含め、みんな大笑いなんですが、文字が読めないという事は、こんな悲劇がおこりうる。さすがにゼリービーンズはないけど(笑)
現在も文字が読めない人は沢山いて、女性が多いそうです。
貧困が原因だけではなく、力ある者の恣意的なものでもある。
文字を知るというのは知識を得る、生活を豊かにするものだよね。
グーテンバーグを愛する故に愚かな行動を取るヘルベチカ。
権力を維持するためにグーテンバーグを陥れ、火炙りにする修道士。
ストーリーはシリアスなんだけど、コミカルな歌と踊り、演技に、やっぱり笑っちゃう。
板垣さんが、
「社会風刺をシリアスにやるのではなく笑いに替える。エンターテイメントはこれでいい。」(意訳)
多いに楽しんで、持ち帰るものもある。
こんなエンターテイメントが大好きです
終わりのトークイベントのお知らせ、原田氏の圧がすごかった(笑)
キャラクター投票なるものが。
修道士は殿堂入りにつき、ありません。
わかるわ~





