ロマーレ、からの「In This House」


思い立って、当日券での観劇です。


ピクチャーチケットはなんか嬉しいハート
葉書は設置されたポストに投函すると届けていただけるのだそうです。
書く内容が思い付かず、持ち帰ってしまいましたが 苦笑

この公演はいろんな試みをされているようですね。





4人芝居のこのミュージカルはオフブロードウェイの作品だそうです。


ざっくりあらすじと感想。



がっつりとネタバレですよ。




大晦日、老夫婦のヘンリーとルイーサは以前に住んでいたファームハウスを訪れる。そこに雪道で事故を起こし、立ち往生してしまった若いカップルのジョニーとアニーが助けを求めてやってくる。長年住んでいない家には電話がなく、大晦日ということで助けを呼ぶのは難しい。そこで、翌日まで二人はファームハウスに滞在することになる。
その晩、4人はそれぞれ自分とパートナーの事について語りはじめる。

老夫婦の夫ヘンリーは若い頃はマイナーリーグの内野手。ルイーサとの大恋愛の末結婚して農夫となるが上手くいかなかった。
ルイーサはヘンリーとの間に生まれた娘を病気で亡くしてしまった。
ジョニーはイタリア系の警察官。一族の職業が警察官なので自分もその道を選んだが実は文才がある。
アニーは世界中の災害地を飛び回る看護師。ジョニーとはあまり一緒にいる時間を持つことはできない。

それぞれが互いのパートナーを想っているが、不安、葛藤、後悔、言い出せなかった出来事や思いを抱えている。それらを上手く伝えることが出来ずにすれ違っていた…


登場人物の心の有り様が大晦日~新年になぞらえてあるのかな。
サブタイトルも「最後の夜、最初の朝」だしね。
大切な人だからこそ言い出せないこと。誰にだってひとつやふたつは持っていると思う。
言ってしまうことで、がっかりさせてしまうのでは?嫌われてしまうのでは?
そんな思いから解放されたいが、怖くてできない。
それを長年持ち続け、すれ違っていた老夫婦。
一見仲睦まじいが、お互いの価値観に温度差があり葛藤を抱える若いカップル。
物語のテーマ的に、大人ほど入り込みやすいかもしれない。女の私としてはアニーの葛藤は理解できるな~なんて思いながら観てました ん~
それぞれの言い出せない気持ちも、わかる!!!って心の中で頭をぶんぶん縦に振りましたさ!
4人中1人、ちょっと違う路線のジョニー。家族を大事にしていて、それをアニーとも分かち合いたい。結婚して、親と用意した家に住み、子供を持つ。アニーもそれに同賛してくれると思っている、ちょっとおめでたいヤツ ははは
彼にとってはそれは理想なんかじゃなくて普通の発想だったから、アニーに「私には考えられない」と言われてショックをうける。
アニーは私には出来ないという思いとジョニーの希望に添いたいとの思いに苦しむわけで…
"ああ、わかるよ~。そんなの言えなかったよね~~"と、すっかり私はアニー寄りでした ・・・。

ちょっと地味で薄暗い(失礼)テーマなんですが、ジョニーの明るいおバカっぽい(笑)キャラをはじめ、けっこう笑えるところも多々あったりもします にこー
「ウイスキーのようなもの」が何度も登場(笑)
思ったよりも幅を効かせるアイテムだった♪
ジョニー…失敗になったお家購入のくだりの歌、好きだな~(笑)彼は愛すべきおバカさんだねおんぷ

大晦日の晩、思いをさらけ出し、再び絆を結び直した老夫婦。
お互いのギャップは解消されてはいないが、手を取り合う若いカップル。
新しい年、新しい朝に向かっていく。一歩進んでいく希望で終わる、先の明るさを予感させる素敵な舞台でした ほっ キラキラキラキラ