「ジキル&ハイド」3月6日のマチネを観劇してまいりました。
お友達からお誘いいただいたのだけど、既にチケットを取ってしまったよ 苦笑 残念汗汗

この週はKODAIライブ、ジキハイ、マディソン郡と3回上京。
なんでこの週にねじ込んだんだろ…我ながら何考えてたのかな yaa


ロビーには沢山のお花がありました♪
場所がちょっと暗い汗


そして、反対側には大きな看板の


もうすぐ開幕ですね!
3月分のチケットを受け取りましたハート


さて。ざっくりあらすじ。

人間の持つ2面性。奥底に沈んでいる悪意。
これを分離することができたら、戦争など無い素晴らしい世界になるのではないか?
そんな理想を持ったジキル博士。
天才科学者って人は欲望、というか好奇心?を押さえる事ができないのね。
人体実験の許可をもらえずくさくさしていた時に、友人のアターソンに連れられて行った店で娼婦ルーシーと出会い、彼女の何気ない一言で、
「そうか!他人がダメなら自分で実験すればいいんじゃん♪」←そんな台詞じゃない
と、自らを検体にしてしまう。
自分で実験したら結果がわからないんじゃ?とは思わないのかな??(そこはお話だから?)
蛍光レッドの薬をグビッと。いかにも怪しげな薬だよね(注目すべきはそこじゃない)。
この薬によりハイドという、もう1人の人格が産まれ、残酷な事件を繰り広げる。
ハイドであった時の記憶はないジキルだが、やがて事件を起こしているのは自分である事を知る。だんだんハイドでいる時間が長くなり、制御できなくなってくる。そこで薬を用いてハイドを消そうとする。(因みに今度は蛍光ブルーだ!)
成功したかに思えたが、結局は消し去る事ができなかった。


ジキルはハイドを恐れ、ハイドはジキルを妬む。元々は同じ人物なのに。
ジキルとハイドは「善」と「悪」と例えられるけど、べつにジキルは善人なわけではなく、普通の人間。誰もが持つであろう負の感情がハイドであり、人は理性でそれを抑えてる。
残忍で、やりたい放題に振る舞うハイドを恐れるのは理解できるけど、ハイドはなんでジキルを羨むのかな?支配しようとしたルーシーはジキルに心を寄せている。ハイドはジキルの影でしかなく、1人の人間として認められ、存在したかったのか。
ラストの「俺を撃て!」はハイドの台詞なのだそうで。
わからなかったなぁ汗それを知った上で観たらまた違うかも。
死して終わらせたかったのはハイドも同じだったのか。

石丸さんのジキル&ハイド
髪をほどいてマントを纏っているのがハイドっていう、見た目にも変化は付けてますが、話し方や声色も変えていて2役をしっかりと演じ分けてらっしゃるのは流石です!
実験の成功しか見ていなくて希望にあふれたジキルの『時はきた』から、「自由だ!」と叫び、理性の枷から解き放たれた人格ハイドの『生きている』の流れにうはぁっとなりました好
2人が交互になる『対決』もすごい おぉ!

エマちゃんのエマ
キャスト発表の時、シャレかいな?!と思った(笑)そんなんでキャスティングするわけないけど。
お嬢様なんだけど、世間知らずではなく自立した大人の女性なエマ。ジキルを包み込む母性を感じる。死したジキルを抱いて微笑む、その慈愛の瞳にグッときたキラキラキラキラ
お歌も『あれは夢』、ルーシーとの『その瞳に』とっても素敵ハート

玲奈ちゃんのルーシー
セクシー衣装 意外
産後すぐとは思えない、素晴らしいプロポーションキラキラ
妖艶、でも中身は純粋な少女のようなルーシー。
ルーシーの一言にヒントを得たジキルの、お礼のような優しさを喜んだり、今すぐ逃げろと手紙とお金をもらって、新しい生活に夢馳せたり。なんかかわいらしいんだよね ・・・。
そこがハイドの嗜虐心を煽るのか うがっ
ルーシーのお歌は少女のようなところがあるかも。

万里生君のアターソン。
友人思いのアターソン。薬の材料の調達を頼まれたり、ルーシーを逃がすように頼まれたり。なんていいヤツなんだ!(笑)
ジキルの秘密を知り、最後は殺して欲しいと頼まれてしまう。「ジキル」である間は銃を向けることなんかできないと戸惑っていたが、ハイドに替わり、エマを手にかけようとしたため射つことに。友人にこんな役目をさせるなんて 泣き1

音楽はドラマチックで耳に残る曲ばかりでした。
1番頭に残ったのは

事件、事件……  にこー