突発ですが、「ブロードウェイと銃弾」に行ってまいりました♪


お友達から「情報番組を見てたら紹介されていて、今回はいいや~って思ってたけど観たくなった」とのお誘い。
たぶん私も同じ番組見てた(笑)
もともと外出予定があったので、私の都合に合わせてもらっての観劇となりました

私、福田監督のミュージカル作品はスパマロットとヤングフランケンくらいしか観てないのですが…
少なくともその2作品、テイストはまったく一緒(まあ同じ方の演出だから当たり前ですが)で、アドリブ多すぎだったり、ちょっとふざけてる?な感じだったり、なんか着ぐるみ出てきたり…私の笑いのツボとはちょっと違う 

ま、好みの問題です。
だからブロ銃は観る予定なかったし、秋の舞台もカッキー出るから観たいけど…ってなってました。
ファンの方には怒られそうですが、今回は監督色でなく脚本に準じてる(本人のTwitterより)らしいので、ちょっと興味が。
ざっくりあらすじ。ネタバレあります。
売れない劇作家のデビットの作品にマフィアのボスのニックが出資してくれることになる。条件は自分の愛人のオリーブを出演させること。オリーブの監視役として部下のチーチを同行させる。
いまひとつしっくりこない脚本にチーチが口を出して、どんどん良くなっていく。始めはオリーブを出演させる事も、脚本変更にも反発していたデビットだが、次第にそれを受け入れる。デビットとは反対に、徐々に大根役者なオリーブの存在が許せなくなるチーチ。そして彼が選んだ行動は…
で、感想。
面白かったです。
華やかなSHOW的要素もあり、テンポも良い。
下ネタ関係もありますが
キャラクター的にはありなモノなんでOKでしょう。
キャラクター的にはありなモノなんでOKでしょう。監督への「子供連れでも大丈夫な作品ですか?」って質問に今回はOKと答えてらっしゃった記憶があるのですが、小学生や中学生くらいの女子は微妙かと思います 

平野綾ちゃん演じるオリーブが、なんともお馬鹿で面白いキャラクター 

あえてのアニメ声がマッチしていてよかった♪
城田優くん演じるチーチの頭の中で再生されるオリーブのシーンがたまらん 

あと、運河での最後。声だけなんだけどね。笑っちゃうよね。
けんちゃんのデビットは濃い目のキャラの中では埋没しそうな(笑)自分に素直で真面目な青年役。周りで起こる騒動に振り回されてる。
優くんのチーチ。噂のタップ格好良かった

オリーブの口真似したりとコミカルなところもたくさん。
この物語で「作品」を一番愛してたのはチーチで、それがゆえに暴力的な方法を取ってしまい、最後には報復を受けることになってしまう。
ダブル主役の二人が対比になってるのかな?
性格も生い立ちも違う二人。一緒に作品を作っていき、いつしかお互いの舞台に対する考え方が逆転してしまう。
ところで、なんでチーチにビンタされた時デビットは嬉しそうな顔するの??(笑)
前田美波里さんは往年の大女優役。デビットの才能(と思ってる)に恋して、グイグイせまる

ぜんぜんお話しと関係ないんですが、おみ足がたいへん美しかったのですよ 

長身ですし、すらっとしてるし。お歌も素敵。
ザ・女優!!な存在感でした



(魔都夜曲の客席でお見かけした時もお洋服込みで素敵だった
)
)舞台は成功し、パーティーが開かれるが、そこでデビットは脚本が自分のものではない事を告白。恋人のエレンと仲直りしたし、田舎に引っ込んで働くんだろうか?1度キラキラした世界を体験した人がそれを諦められるかな 

オリーブとチーチの事は「残念なことだ」で片付けられちゃう。マフィアのボスにとっては大したことではないってことなのか。
最後にニックが歌い出すバナナの歌。
私には意味がよくわからなかったです…

終演後のお楽しみ。
美味しかった



でも後から思えば、その後コンサートに行くのだから、ここは夕飯を食べておくべきだった

後程すごく後悔しました(笑)
