やっぱり観たい!と思い立ち、ポチっとしたのが2日前(笑)
ミュージカル「パレード」に行ってまいりましたおんぷ
場所は池袋の東京芸術劇場、プレイハウス


前から「みたい、みたい」とぽつりと何度か呟いてきたのですが、賛同者は現れず ・・・。
ストーリーのせいだろうか、、、
公演期間的にも行けないかな~なんて思っていたのですが、、、

いや~~観に行って良かったー ほっ ハート

内容は重たいです。
20世紀初頭にアメリカで実際に起こった冤罪事件。
背景が分からないと、、、と思いました(あらすじや背景はちょろっと調べました)が、劇場にて背景やキーワードを説明した紙をいただきました。親切!!ってか、知らないと分かりにくいって事なのかな じぃ~

以下、ネタバレあります。

少女を殺害の容疑者は黒人と、ユダヤ人。
「どちらかを犯人にしろ」
作り上げられた証言の数々によって、犯人に仕立てあげられる主人公のレオ。
初めは裁判に同席する事すら嫌がっていた妻ルシールだが、冤罪を晴らす為に奔走し、夫婦の絆を強める。
やがて証言に正当性がないことが認められるが、、、

といった内容。

ちなみにタイトルのパレードとは、戦没者追悼記念日(メモリアルデー)のイベントの事なんですね。
物語はパレードによって時間の経過が表されてもいます。

舞台美術はシンプル。
でも開演直後のインパクトはあります。
その後直ぐのパレードのシーンに舞う紙吹雪。
美しいな、と、感動しました。
この紙吹雪はずっと板の上にあり(何度か降ってくる)、これがライトの効果で、いろいろな表現に使用されています。
裁判シーンのレオに当たるライトが、ステンドグラスの様。
だから紙吹雪は単色じゃないのかな?
この舞台、板の上のライティングが見えないのは損なんじゃなかろうか。
歌は圧巻!!
美しいメロディーに素晴らしい歌声。

印象深いシーンはレオとルシールの刑務所でのピクニック。
二人がやっと夫婦らしくなったと思えるシーン。
結末を思うと儚い幸せな時間。

パレードで始まり、パレードで終わる物語。
始めは華やかなお祝いに見えたものが、最後には別世界の遠い喧騒に感じられる、そんな物語でした。

余談ですが、プログラムのデザインがオシャレkirakira 
本っぽくなっていて、中には香盤表が!!
ちょっとオタク向けハート

余談その2
フライヤーの束が久々の分厚さだった うしししっ
時間なくて仕分けできなかったので全部持ち帰り。なにげに重かった(笑)