20年

震災についての記事となります。
不快と感じる方はご覧にならないようお願いいたします。



私個人の意見となります。
ご気分を害されましてもご容赦下さいますようお願いいたします。








明日の早朝、阪神淡路大震災発生より20年を迎えます。

まだ20年なのか、もう20年なのか。
感じ方は関わり方によって違うのだと思います。

私は当時、東京に住んでいて、調査・システム開発系の会社に勤めていました。
仕事が忙しく、深夜まで勤務することも多かったため、朝はギリギリまで寝ていてテレビなどは一切見ない生活をしていました。
朝、出勤すると社内が騒然としていて、初めて災害を知りました。
会社は東京にありましたが、市場調査関連で関西の商店や個人との関わりが多かったので(私の部署は違いましたが)、現地の情報収集や安否確認が毎日の様に行われていた事が思い出されます。
大阪に支社があり、関西出身の社員も多く、本人から語られるまでご家族の話もできず、隣の席でどのように居たら良いのか判らずに戸惑いました。

それから10年後、現在住んでいる所で知り合った友人で神戸出身の方がいて、１度だけ、震災の話を聞いたことがあります。
「食器はほとんど割れたのに100均で買ったやつは残ったんだよね。避難した鈴鹿市の方で自分は汚い格好していて、皆もそうで、それが普通だったのに、こっちの人はキレイな格好をしていたのが凄く不思議で違和感だった。」
地震や震災の話題だった訳ではなかったのですが、たった一言だけ。

今日のテレビで震災を考えるといった特集を目にしてふと思い出しました。


残念ながら、身近に体験した方以外はだんだん記憶が風化してしまうものだと思います。
でも、何かの折に触れ、改めて考えることが大事なのかな？と思いました。