先日クコの実のお話をしましたが、本日も生薬のお話です。
ごく身近な食材も漢方薬の元となっている生薬だったりするのですが、
生姜もそのひとつです。
入れることで体もポカポカになることは広く知られていることと思います
が、東洋医学では生姜は
生姜(ショウキョウ)
乾姜(カンキョウ)
の2タイプがあるということはあまり知られていないかもしれません。
生姜は生の生姜を使うもので、食欲不振など胃の不調を整えるのが得意です
一方、乾姜は蒸した生姜を乾燥させたもので、こちらは体の中から温めて、
胃腸の冷えからくる不調を整えるのが得意です
同じ生姜でも状態によって得意分野が異なってくるって面白いですよね
手作りフードはもちろん、ドッグフードにも混ぜて長期保管できる乾姜、ぜひ常備にいかがですか