こんにちは
気が付くと数日日が経ってしまっていて、やることやってないとダメですね・・
さて、先日の腎臓の話に続く内容といいますか・・
腎臓機能を評価するにあたって、BUNとクレアチニンがあると思います
で、このクレアチニン。なんぞや?と思う方もいらっしゃると思います。
簡単に言うとおしっこや血液中にある「老廃物」=ゴミです
腎臓のフィルターがうまく機能しないと老廃物が出てしまうのですが、
激しい運動をした場合や、そもそも尿中の濃度が高まると数値も上がる=水分をあまり摂っていないと上がってしまうこともある数値です。
人でもこのクレアチニンだけ上がってしまうことがあるのですが、
先生たちは「何か採尿する前に運動したりしました?」なんて聞くことがあり、
これはわんこたちにも当てはまったりします。
なので、この数値だけでは判別がつかないこともあるので、SDMAというクレアチニンよりも高感度の検査項目で評価したりします。
このSDMAは、体の状態、高齢、病状などの影響は受けにくいのと、腎臓機能が25%失われた状態で上昇してくるので、クレアチニン数値より信頼性があります
もしもクレアチニン&BUNだけの検査で、クレアチニン数値がわずかに上昇→すぐに腎臓病食に切り替えましょうといわれた場合、ちょっと待てよと主治医の先生とよく話し合ってフードの切り替えを進めてほしいです
(あまりに腎臓病の診断が早すぎる場合もあるので・・)