おはようございます
今日は比較的飼い主さま初心者向けというか、フードのカテゴリーがいまいちよくわからないな?と思われている飼い主さま向けのお話かもしれません。
長くなるので何回かにわけてupしていきたいと思います
ホームセンターに行くと、ほぼ「総合栄養食」となっているフードが並んでいます。
スーパーとか、ペットショップでもそうかもしれません。
中には缶詰とかで「一般食」となっているものもあります。
総合栄養食はこのblogでも何度も何度も出している単語なのでしつこいのですが、ペットにとって栄養バランスがとれた食事のことで、人間でいうところの「食事摂取基準」という、1日あたりに必要な栄養素とその量が明記されている、アメリカから入ってきている基準です。
ペットフードのカテゴリーは
●総合栄養食
●間食
●療法食
●その他の目的食
「一般食(おかずタイプ)」
「一般食(総合栄養食と与えてください)」
「栄養補完食」
「カロリー補完食」
「副 食」 「サプリメント
となっていて、一般食と目にすることもあるかもしれませんが、この一般食とは「その他目的食」に該当していまして、
「総合栄養食」ではないので、不足した栄養を補うために与えなければならない食事の内容や量などを明記しなくてはならない と定義されています(ペットフード協会・ペットフード公正取引協議会HP参照)
ネット通販されている手作りごはんは一般食のものが多く、AAFCO基準と比較して足りていない栄養素があったりしますよーというのがこれらのカテゴリー表記でわかったりします
ただ、総合栄養食ではない(一般食である)=粗悪であるということでは決してなく、考えようによってはわんこにさまざまな栄養素を与えることができます
というのも、例えば人だったら今日はステーキ、明日はさっぱりした焼き魚・・みたいな感じで献立のコントロールができますが、人間の都合でわんこたちは日々同じフードを食べていることが多い=総合栄養食を食べていることが多いです。
が、一般食であると今日は穀類ベースのごはんだったけど、明日はお肉ベースのごはんにしよう!みたいに、人間と同じように献立の工夫ができるようになるんです。
総合栄養食のメリットは、基準に沿った形のフードが栄養バランスを考えなくてもある程度の健康が担保できる・・というのとお手軽という点で多く利用されているんですね。
一般食は日々今日は何にしよう・・と献立を考える楽しみがある分、毎回のことなのでその手間と栄養の偏りが出てくる可能性があるんです。
ということで、今日はまずは一般食と総合栄養食の違いについて書いてみました