教授に中咽頭がんが見つかったそうで、ドキッとしました。
「必ずきちんと治して戻ってまいります。」
とのことなので、一日も早いご回復をお祈りします。

スポーツ紙での、
「反原発の立場から放射線治療を拒否」(なんだそりゃ)という、
でたらめな記事があったようですが、
本当にオヤジジャーナル的な 
坂本龍一=反原発、というアッサい知識からの憶測・思い込みと決め付けによる捏造記事には怒りを通り越して驚きを感じますね。

マスコミやネットの報道には、思っている以上に
このような適当な記事が含まれているのだろうな、と思いました。

と、思わず紋切り型のメディア批判を書いてしまうほど
YMOの洗礼を受けた私にとって
坂本龍一=親も同然
であるのです。

1980年代≒10代である私の世代ですがYMOが散開(解散)したのが小6の時なので、
正確にはYMO直撃世代ではなく、 
同級生の間では、BOOWYやTMネットワーク、ブルーハーツ
あたりが流行っていました。
それを横目に、

YMOこそ日本音楽界の最高峰、
YMOを聴かずして音楽を語るなど笑止。
と本気で思っていました…

お前ら「東風」や「千のナイフ」を聴いたことあるのかと。
(嫌なガキですね。)
人前で発表したことはありませんが。

教授のソロアルバム、プロデュース・アレンジ仕事は、
80年代のものを中心に今に至るまで日常的に聞いています。

教授が手がけた大貫妙子、矢野顕子のアルバムは、教授本人のソロに劣らず本当に素晴らしく、

「にしても坂本龍一が編曲した大貫妙子の「色彩都市」はいつ聴いても本当に完璧だなあ。」
と、江口寿史さんが最近ツイートしていましたが、
まさしく同感であります。

いわゆるテクノ歌謡のお仕事でも愛聴盤は多く、
「コンピューターおばあちゃん」における、シンセベースのアンサンブルは完璧だと思います。

近年のアルバムは、ミニマルでアカデミックで前衛的なものが多いのですが、
教授の80年代の作品は、ほぼすべてが愛聴盤といえるほどです。
シンセの音色に、独特の繊細な美しさがあり、そのころの教授アレンジは一聴してわかります。
10代のころ刷り込まれた、「教授音色」への偏愛は続きます。