「ノルウェイの森」は、何年か前に松ケン主演の映画があったじゃないですか。
それを今更レンタルするにあたって原作を読み返してみようと。
高校生の時初めて読んで、確か20代前半のころ一度読み返している。
それ以来だから3回目、およそ20年ぶりに読み返してみる。
大人になって読み返してみると、自分の成長によって何か新しい気付き、発見があるかもしれない。
結論から言うと、特にそんなものはなかったのだけれど。
二十歳を過ぎてから、考え方も行動様式も特に変わらず、成長したという実感もない40代。
ただ、最初に読んだ時、非モテ高校時代の僕には性描写がやけに刺激的だったかなあ。非モテは現在もあいかわらずですが。
何しろ天下の村上春樹、ノーベル文学賞候補の国民的大メジャー作家の大ヒット作である。
まさに大ネタ中の大ネタ、私のようなものが何を書いても己の底の浅さが丸出しになってしまうだろう。
ちょこっと検索すれば感想、評のたぐいはズラズラ出て来る。
おっとそういうものは見ないようにしよう。
あくまでも個人の感想、自分が村上春樹の小説のどこに惹かれるのかということで。
世間の人は一体村上春樹の小説のどこが好きなのだろう?
超クールでかっこいい文体?
こちらの世界とあちらの世界を行き来するようなファンタジックかつリアルな世界観?
自分の場合、まず思いつくのが「孤独」を描くのが非常に上手く、心から共感してしまうところである。
つまり、人生の孤独・喪失感・切なさ、といった辺りなのである。
「こじらせたタイプの人間はだいたい村上春樹を好む」
というようなことを知り合いが言っていたのを思い出す。
そういった人はこの辺りに惹かれるのでは?
「ノルウェイの森」は、他の村上作品に登場する非現実的なファンタジー要素、この世ならざる事象が出てこない、村上作品の中ではいわば異色の作品である。
確かに「やみくろ」や、「羊男」のような、非現実的なエピソードは出てこない。
「僕」ことワタナベの親友、キズキって何で死んじゃったんだっけ?
そうだった、ワタナベくんとビリヤードをした日の夜、何だかわからないけど突然自殺してしまうのだった。
17歳で。遺書もなければ思い当たる動機もなく。キズキずるい。
これでは、残された親友のワタナベと、幼馴染で恋人の直子はいたたまれない。
彼らの人生に暗い影を落とすのは必至ではないか。
この作品で非現実的なエピソードをあえて挙げるなら、このキズキの理由なき突然の死か。
現実では、彼女もいて将来もあるリア充17歳は、何の前ぶれも遺書もなく自殺したりしないのではないだろうか。
このへんは、人生において時折訪れる、唐突で暴力的で不条理な「喪失」を象徴的に描いているのだろうか。
この後、「高貴でかつ俗物」なこじらせた魅力的キャラクター、「永沢」が登場する。
しかし「キズキ」の情報の少なさ、謎の部分を想像する余地からか、したたかな「永沢」よりも、繊細な「キズキ」のほうに共感してしまうな。
映画の方は、俳優陣も魅力的で、美術もいいし悪くない出来なんじゃないでしょうか。
個人的大スター、細野晴臣、高橋幸宏、糸井重里のカメオ出演もポイント高い。
原作ファンは色々と文句もあるかもしれないけど映画は映画、小説は小説ですからね。
でも原作のある映画って見た後、やっぱり原作にイメージが付いちゃいますね。
松ケンが良い感じだっただけに。あと直子も緑もレイコさんもみんなめっちゃ美人っすね。当たり前か。
それを今更レンタルするにあたって原作を読み返してみようと。
高校生の時初めて読んで、確か20代前半のころ一度読み返している。
それ以来だから3回目、およそ20年ぶりに読み返してみる。
大人になって読み返してみると、自分の成長によって何か新しい気付き、発見があるかもしれない。
結論から言うと、特にそんなものはなかったのだけれど。
二十歳を過ぎてから、考え方も行動様式も特に変わらず、成長したという実感もない40代。
ただ、最初に読んだ時、非モテ高校時代の僕には性描写がやけに刺激的だったかなあ。非モテは現在もあいかわらずですが。
何しろ天下の村上春樹、ノーベル文学賞候補の国民的大メジャー作家の大ヒット作である。
まさに大ネタ中の大ネタ、私のようなものが何を書いても己の底の浅さが丸出しになってしまうだろう。
ちょこっと検索すれば感想、評のたぐいはズラズラ出て来る。
おっとそういうものは見ないようにしよう。
あくまでも個人の感想、自分が村上春樹の小説のどこに惹かれるのかということで。
世間の人は一体村上春樹の小説のどこが好きなのだろう?
超クールでかっこいい文体?
こちらの世界とあちらの世界を行き来するようなファンタジックかつリアルな世界観?
自分の場合、まず思いつくのが「孤独」を描くのが非常に上手く、心から共感してしまうところである。
つまり、人生の孤独・喪失感・切なさ、といった辺りなのである。
「こじらせたタイプの人間はだいたい村上春樹を好む」
というようなことを知り合いが言っていたのを思い出す。
そういった人はこの辺りに惹かれるのでは?
「ノルウェイの森」は、他の村上作品に登場する非現実的なファンタジー要素、この世ならざる事象が出てこない、村上作品の中ではいわば異色の作品である。
確かに「やみくろ」や、「羊男」のような、非現実的なエピソードは出てこない。
「僕」ことワタナベの親友、キズキって何で死んじゃったんだっけ?
そうだった、ワタナベくんとビリヤードをした日の夜、何だかわからないけど突然自殺してしまうのだった。
17歳で。遺書もなければ思い当たる動機もなく。キズキずるい。
これでは、残された親友のワタナベと、幼馴染で恋人の直子はいたたまれない。
彼らの人生に暗い影を落とすのは必至ではないか。
この作品で非現実的なエピソードをあえて挙げるなら、このキズキの理由なき突然の死か。
現実では、彼女もいて将来もあるリア充17歳は、何の前ぶれも遺書もなく自殺したりしないのではないだろうか。
このへんは、人生において時折訪れる、唐突で暴力的で不条理な「喪失」を象徴的に描いているのだろうか。
この後、「高貴でかつ俗物」なこじらせた魅力的キャラクター、「永沢」が登場する。
しかし「キズキ」の情報の少なさ、謎の部分を想像する余地からか、したたかな「永沢」よりも、繊細な「キズキ」のほうに共感してしまうな。
映画の方は、俳優陣も魅力的で、美術もいいし悪くない出来なんじゃないでしょうか。
個人的大スター、細野晴臣、高橋幸宏、糸井重里のカメオ出演もポイント高い。
原作ファンは色々と文句もあるかもしれないけど映画は映画、小説は小説ですからね。
でも原作のある映画って見た後、やっぱり原作にイメージが付いちゃいますね。
松ケンが良い感じだっただけに。あと直子も緑もレイコさんもみんなめっちゃ美人っすね。当たり前か。