🍀 ICUで臨床栄養士であり、

子育てを楽にするフードセラピーファシリテーターを

しているマイストーリー#1-5 はこちらから



最近、容態が少し落ち着いたコロナの患者さんが

勤務先にたくさん転院されてきます。


結構予後が悪い。30代、40代も増えてきました。



もともと腰の手術を繰り返していたようで、

痛み止めをかなり飲んでいた患者さんがいました。


意識がある方だったので、

"Hi, how do you feel today?''と問いかけたら、

"No more, please don't."と

人工呼吸器により、出ない声と

形容しがたい眼差しで訴えてこられました。


言葉にならず、手を握って、

きっと良くなるよと言って病室を出ました。



その患者さんには心配しているお母さんがいます。

面会がコロナ以前のように出来ないので、

彼女も必死です。


私もお母さんなので、

きっと泣いてるなって想像したら、

とってもやるせない想いが込み上げてきました。



自分でもびっくりすることがあるぐらい

仕事と普段の生活の線引きが出来るんです。


でも、あの病室での場面はなんだか

まいりました。