アメリカの医療費は世界一高額なんです。保険事情もとっても複雑です。病院のカテゴリーもきっちり別れていて、入院基準が満たないと、保険認定の却下も容赦なくあります。今後の参考も兼ねて
簡単に説明したいと思います。
《 アメリカの病院のカテゴリー 》
🏥 急性期 / Acute level 🏥
- Short term acute care hospitals (STAC、エスタック)
☞ 移植手術、帝王切開、日帰り手術、救命等の医療サービス
- Long term acute care hospitals (LTAC、エルタック)
☞ STACで容態が安定したものの、もっともっと経過観察が必要で、容態が安定していない患者さんの為の施設
- Acute Rehabilitation Units (ARU)
☞ 自宅に退院する前に、リハビリに特化された施設。
🏨 長期療養 / Long term care 🏨
- Subacute care hospitals
☞ 人工呼吸器のサポートが必要で、介護が必要な患者さんの為の施設
- Transition care units (TCU)
☞ 急性期病棟から、自宅に戻る前に中期療養する所
- Skilled Nursing Facilities (SNF)
☞ 日本で言う、特別養護老人ホーム。人工呼吸器のサポートはなし。
🏠 在宅 🏠
- Hospice
☞ 緩和ケア
- In home health
☞ 在宅医療
私はこの辺の専門家ではないのですが、保険によって認可されたり、されなかったり等まだ私の知らないストーリーがたくさんあります。ここにのってない施設もあると思いますが、あしからず。
私は、LTAC の臨床栄養士をしています。