アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


和洋、メキシカンのメニューでも、我が家の朝食で欠かせない一品がお味噌汁です。

味噌作りは意外と簡単なので、ぜひ食育の1つとして、小さなお子さんとのアクティビティーとして、暮らしの一部になると良い食品作りだと思います。また、国外で子育てしている場合は、すばらしい文化継承の1つだと思います。
参考にしていただきたい家庭での味噌作りのプロセスを記したいと思います。ちなみに、私はロサンゼルスに住んでいます。


1)日にち
まず、やる日にちを決めましょう。忙しくない、気持ちにゆとりがある日を選びましょう。複数のママ友と子供たちとやるのも楽しいです。食事後などの空腹でない時が良いと思います。ひとりでやるより、みんなでわいわいやった方が楽しいし、楽な気がします。


2)材料
大豆、塩、麹、水です。レシピによって分量が少し異なりますが、私は買っている麹に入っている作り方の通りにやっています。
乾燥大豆2カップ、お水4カップ、塩大さじ9杯、麹1パック(20オンス、約567g)

大豆と塩はWhole Foods Marketの量り売り(Bulk Section)で買うと1回分で必要な分だけを買えるのでおススメです。また、オーガニックであることと、安いということも付加価値です。
麹は日系マーケットで私は買っています。Amazonでも購入できるので、ぜひチェックしてみてください。


3)必要な器具
圧力鍋、木べらかハンドタイプのブレンダー、ざる、軽量カップ、味噌を入れる容器です。
圧力鍋がない場合は、2時間ぐらいことことお鍋で煮ます。


4)作り方と子供との味噌作りの簡単な説明

(1)味噌作りをする前の晩に大豆を水に浸します。

  乾燥大豆と水に浸かった大豆の大きさの違いを観察してみましょう。



(2)圧力鍋で煮ます。(おもりがゆれてから25分。)
圧力鍋が動いている様子はまるで蒸気機関車のようなので、小さい子供に見せてあげると喜ぶことが多いです。火を使っている状態なので、子供は必ず大人と一緒に行動し、十分気をつけてあげてください。

(3)ゆで汁と大豆を分けて、木べらでつぶすか、ブレンダーでマッシュします。
もし、スペースがあれば、大きなたらいの様な容器の中に茹で上がった大豆を広げ、荒熱をとってから、清潔なビニール袋の中に子供の足を入れ、足で踏んでつぶしてもらうのも楽しいです。

(4)煮汁に分量の塩を混ぜ、麹と合わせる。
軽量カップで量ったり、スプーンですくうのが好きな時期が子供は必ずあるようです。これは料理を教えてあげる第一歩だと思います。やらせてあげてくださいね。

(5)つぶした大豆と麹を混ぜる。
粘土の感覚と一緒です。発酵食品作りで大切なのは、雑菌をできるだけ混入しないことです。きちんときれいに手洗いを大人と一緒にし、子供たちにやってもらいましょう。

(6)容器に入れる
大人だけでやる場合はなるべく空気が残らないようにまんべんなく押し込むようにへらなどで入れてください。子供にやってもらう場合は、手のひらサイズの味噌のおだんこを作り、容器にぎゅうっと押し込むように入れていきましょう。

(7)発酵を待つ
味噌の色を観察してみましょう。

(8)食す
味噌を使う料理ならどんな物でも良いと思いますが、お味噌汁がわたしのおすすめです。手作りの味噌を使ったお味噌汁はとてもおいしいです。


最後に、大豆はたんぱく質分が多いせいか、圧力鍋が沸騰している時は、他の豆と違って吹きこぼれてガス台の上が汚れます。そのため、火にかける際は使わないお鍋や汚れてほしくないものはどこかにしまっておいたほうが良いでしょう。


味噌作りは、我が家の味にかなり影響している家でのしごとの1つです。