迫り来た、現実。 | 笑って暮らそ。

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四十路突入女子の毎日と頭のナカ。

一昨日のアサイチに、同じ市内にある

別病院の栄養士さんから相談の電話。



経管から栄養を摂っている患者さん用の

濃厚流動食が入荷できな

メーカー担当が半泣きで来たらしい。

ウチは、その病院とは別メーカーの製品を使用しており

今のところ問題ないため、のほほんとしていたが

使用メーカーを聞くと、結構大手で、シェアもそこそこあるところ。

(私も一時、使ってみたいと思っていたメーカー・・・)



別のメーカーに入れてもらえないか

いくつか聞いて回ったけど、

やはり同じようなことでの問い合わせが殺到しているらしく

おまけにどのメーカーも多少なり厳しい状況にあることは同じで、

製品を絞って生産したり、フル稼働しても

現状の顧客優先で、なかなか新規受け入れが困難な状況らしい。



全くそのあたりは、対岸の火事状態だったけど

同じ市内の病院でそんな事態が、実は結構あることを

昨日、ウチに来院した点滴や医療用器具なんかも作っているメーカーの

担当者から聞いて、驚いた。



今は点滴も製品を絞っての生産だとかで、

そのことを伝えに走っている毎日とのことだった。



「いつもなら、大概お受けしてるんですが今回ばかりは

本当に厳しい状況です・・・。

新商品の紹介なんて、いったい何時できるように

なるでしょうか・・・。」

溜息まじりで話す営業担当者を励ましながらも

私の胸内もザワザワ・・・。



影響は全業種なんだと、はっきり突きつけられた。



しかし、だからと言ってメーカーを責めるわけには

いかない。

彼らも何とかしようと奔走しているはず。

私たちも出来ることをやり、これが痛み分けというなら、

甘んじて受け入れよう。

とにかく、先に先に繋げていくことを考えなければ。