クリスマスプレゼントだったのかな。 | 笑って暮らそ。

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四十路突入女子の毎日と頭のナカ。

みなさまは、もう仕事納めされた方も多いのではないでしょうか…。


私は、30日でございます。


まぁ、病院は基本的に納められない、ですけどね。


今日も帰りぎわに看護師さんから、ある入院患者さんのことで一件相談。
急を要すため、年内に対策を挙げなくてはなりません。

月曜に主治医と話します。対策間に合うかな…




さて。
25日に嬉しい事がありました。


とある外来患者さんで、糖尿病を長らく患っている方です。


経口血糖降下薬を服用してるにも関わらず、8月に1~2ヵ月の血糖コントロールを示すHbA1cの値が二桁に。


そんなわけで、栄養指導を開始しました。


私がココロがけているのは、押しつけないこと。
なので、今回も食生活の状態を確認して、いくつかすぐに是正できそうなところを挙げてみました。


その中で、次の指導まで必ず1つだけ実行してもらうのです。


その方は、運動することを選択されました。


しかし、正直モチベーションが低くて、私は「大丈夫かなぁ」と心配していました。


でも。
ちゃんと毎日自転車にのって、長距離サイクリングに出かけたり、週二回ボウリングしたりと、確実に動く量を増やされてました。


さらに。
何げに言った「肉を増やすのは困るけど、野菜は好きなだけ食べていいよ。」も気になっていたみたいで、毎日サラダを食べる心がけを始めていました。


「がんばってますね!」と話すと表情かえずに、「いやー、別に。」と。


あれれ?と思っていましたが、血液検査はちゃんと結果を出し始めていたのです。


しかし、無理がたたったのか、原因不明の腰痛がはじまり、当院のリハビリテーションに通われるように。


毎日来られているようで、瀕回にお顔を拝見するようになりました。


そのたびに、声を掛け様子をうかがっていました。


すると。
ある日笑いながら、話されたのです。
びっくりしたと同時に嬉しくもありました。


栄養指導のときも、患者さんから質問や相談されるようになったのです。


基本的にはポーカーフェイスなのですけどね。


で、25日に三回目の血液検査結果と共に栄養指導を行いました。


正直、ドキドキしました。


合格発表を見る気分です。


すると。
なんとあともう一息のところまで来ているではないですか!!


おぉぉ!
確実に活動量は減っているのに…。


でもこれからが、正念場です。


気を抜くことは、ゆるされません。
正常範囲に入るまでは絶対見守り続けます。
と、お話しました。


少しだけ、身を乗り出して聞いてくださいました。


よかった。
少しは役に立ててんのかなと実感したクリスマスでした。