おはようございます
10年前、
息子が行方不明になった
フランスのビーチで一人、
時を止めたように暮らす女性エレナの再生を描くスペイン映画『おもかげ』
旅先で父親とはぐれた息子が怪しい男に追われ
消息を絶つまでを電話での会話一本で
スリリングに描かれてます。
私はこのシーンを観ながら
洗濯物を畳んでいたんですねぇ


ハラハラしちゃって
何度手が止まった事か
息子が消息不明になった
フランスの海辺。
10年後、
エレナはその海辺のレストランで働いてました
ある日
息子の面影を宿したフランス人の少年
ジャンと出会い、
ジャンはエレナを慕う様になります。
その2人の関係が
周りに戸惑いと混乱をもたらしてしまう。
暗闇から抜け出せないエレナは
ジャンを通じて、
元旦那や今の恋人、
ジャンの家族、友達、
色んな人と関わる事で
少しずつ少しずつ
複雑ですが
再生して行きます

ヘヴィーな映画でしたが、
好きな作品です
エレナ自身で
光を見付ける。
そうですよね。
周りが何を言っても
何をやろうとしても、
本人がどうしたいのか
どうありたいのか
本人が感じる事。
本人の問題は
本人が感じないと
解決に進めない。
一つの映画として観るか
自分に置き換えながら観るのか
同じ観るでも
感じ方が変わりますね

また
忘れないうちに観たいと思います





「おもかげ」
素敵な作品でした
