今日の工業新聞を読んでいると
千葉大学工学部の野波健蔵教授(副学長)が開発した電動の自律飛行ヘリコプターが5日、東京都江戸川区で警視庁が実施した災害警備総合訓練で使われ、負傷者数などの把握に威力を発揮した。
爆発で化学物質が流出して人が近づけない化学工場から負傷者を救う訓練を実施。東日本大震災ではガスタンク爆発や原子力発電所の水素爆発など、人が近づけない事故が発生したことから、警視庁が災害救護ロボットの研究者を招き、同ヘリの有効性を確認した。
ヘリは自律的に離陸し、工場を模した建造物の周囲を飛行。救助隊員はヘリ搭載のカメラから送信された映像で情報を得て、救出した。
訓練を終えた野波教授は「訓練はヘリのユーザーの視点を知る絶好の機会。研究の新たなアプローチの動機付けになる」と述べた。訓練結果を受け、警視庁の矢川功二管理官は「導入の検討を始める」と話した
爆発で化学物質が流出して人が近づけない化学工場から負傷者を救う訓練を実施。東日本大震災ではガスタンク爆発や原子力発電所の水素爆発など、人が近づけない事故が発生したことから、警視庁が災害救護ロボットの研究者を招き、同ヘリの有効性を確認した。
ヘリは自律的に離陸し、工場を模した建造物の周囲を飛行。救助隊員はヘリ搭載のカメラから送信された映像で情報を得て、救出した。
訓練を終えた野波教授は「訓練はヘリのユーザーの視点を知る絶好の機会。研究の新たなアプローチの動機付けになる」と述べた。訓練結果を受け、警視庁の矢川功二管理官は「導入の検討を始める」と話した
更に検索してみると2011/5の新聞にたどり着き
千葉大学の野波健蔵教授らは、研究室で開発した電動の小型無人ヘリコプターを遠隔操作して、東日本大震災の被災地を上空からビデオ撮影する実証実験に成功した。野波教授は「無人ヘリが(被災地での)撮影に活用できると確信した。今後は撮影した映像を避難住民などに届けたい」と話している
野波教授によれば「1日あればヘリ1機で、1つの街を鮮明に撮影できる」という。現在保有する無人ヘリは2機だが、今後は10機程度まで増やして、被災地が復興する様子の定点観測も構想している。さらには福島第一原発周辺の制限区域での空撮も行い、域内の上空からの映像を避難住民に提供することも検討している。


結局マルチですか。
全国にマルチユーザーはたくさんいますので、集めれば集まると思いますよ、野波先生。