先日地元議員の応援パーティーで(スズメがベランダにくるといつも大注目をする)シャネル小林旭課長は(頬がぷっくりとしている)中山美穂さんと知りあった。瞳がキラキラとしてヘアースタイルはハードウェーブのスーパーロング、ミニのゴアードスカートのよく似合うフェロモン全開の(キラキラしたものが大好きな)中山美穂嬢である。(先ほどフライパンに焼きチキンラーメンの麺がこびりついてしまった)シャネル小林旭君はその時、(シャブ中の彼氏にシャブを辞めるように説得中の)中山美穂女王から名刺を受け取った。名刺にはその(子供のいる友達のことをうらやましいなーと思っている)中山美穂姫が働いている水商売の店の名前も書かれていた。
すぐに彼はその店に行き、(キュートな)中山美穂姫を指名した。しばらく(「みててー」が口ぐせの)中山美穂女王と楽しいお喋りをした後、(最近早起きな)シャネル小林旭専務は背筋を伸ばして、真剣な顔つきで(毎日お星様にお祈りをしている)中山美穂さんをまっすぐに見つめた。(家の中の小物類もどんどん捨てようと思っている)シャネル小林旭専務は(美しい獣のような)中山美穂嬢に大事な話があった。
「すみません。中山美穂ママ」
「なんでしょう、シャネル小林旭男爵」
「単刀直入にいいます」
「はい、どうぞ」
「はいすみません。あのですね。えっと、誠に申しあげにくいことなのですがね、ずばりお尋ねします。気を悪くなさらないでいただきたいのですが……」
「なんなのでしょう!」と(教師をしていた頃、自転車で学校に通勤していた)中山美穂姫はイライラして叫んだ。
「すみません、でははっきり申し上げます。中山美穂様。すみません。僕とエッチしていただくわけにはいきませんでしょうか?」
「……ぱーどん?」と(いつも淫靡な雰囲気を醸し出している)中山美穂姫は聞き返す。
「僕は中山美穂ちゃんと『本茶臼』や『さかさ椋鳥』や『〆込み錦』をしたいのです。なんとかお願いできないでしょうか!」、シャネル小林旭君は土下座してそう叫んだ。
「結論から言いましょうか?」と(色白でスレンダーボディーの)中山美穂王妃は言った。
「はい、お願いします」と(先日ずっと前の携帯の請求書が家に届いた)シャネル小林旭公爵はドキドキしながら答えた。
「答えはノーですわ」と(形のいい乳を持つ)中山美穂女王は宣言した。
(だめか……)、(暑いときはエアコンをつける)シャネル小林旭専務はがっかりした。
「そうですか。ご回答ありがとうございました。中山美穂様。ではふたたびお尋ねしたいのですが、お金をお支払いしても難しいでしょうか?」
「ほお! お金ですか。おいくらほどでしょう?」と(いつも淫靡な雰囲気を醸し出している)中山美穂ちゃんは身を乗り出して尋ねた。
「もうしわけございません。ぼくはこういった取引に関しては不案内なものですから、ご迷惑をおかけしています。もしお金をお支払することで対応が可能なようでしたら、逆においくらで対応いただけますでしょうか? お見積りのほう、いただけませんでしょうか?」
「お見積りですか。なるほど!」と(しっとり艶のある色白美肌の)中山美穂嬢は叫んだ。
(最高に抜ける女とよく言われる)中山美穂嬢はジロジロと(インスタントラーメンが切れたのでまた買って来ようかと思っている)シャネル小林旭君を眺めながら長考した。やがて(形のいい乳を持つ)中山美穂様は言った。「100億円、というところですわ」
(音楽に関しての造詣が深い)シャネル小林旭公爵はそれを聞いてがっかりした。
「とても採算が合わない!」と彼は叫び、歯ぎしりをして悔しがった。
「……了解しました。お見積りの方、ありがとうございました。しかしこのたびはこちらのほうの予算と、折り合いをつけることができませんでした。このたびはご縁がなかったという結果となってしまいました。では中山美穂ちゃんの今後のご発展をお祈りいたします。失礼いたします」
そういって(ナイスミドルな)シャネル小林旭伯爵は泣きながら店を後にした。