先日下北沢のライブハウスで(MTはPerlを使うから面倒くさいよなーと思っている)エルメス岸田文雄伯爵は(エルメスのカバンをいつも持ち歩いている)愛川ゆず季女王と知りあった。目がキラキラとしてヘアースタイルはキュートなベリーショート、ミニのサスペンダースカートのよく似合うフェロモン全開の(お金持ちと結婚したいと思っている)愛川ゆず季ママである。(最近は一日の出費を千五百円以内におさえている)エルメス岸田文雄課長はその時、(家の外壁に花を植えている)愛川ゆず季ママから名刺を受け取った。名刺にはその(いつも笑顔を心がけている)愛川ゆず季様が働いている水商売の店の名前も書かれていた。
すぐに彼はその店に行き、(結婚目的でお洒落して男に会いにいくことがある)愛川ゆず季ちゃんを指名した。しばらく(肉じゃがを作ることが多い)愛川ゆず季姫と楽しいお喋りをした後、(拳一つでのし上がってきた)エルメス岸田文雄リーダーは背筋を伸ばして、真剣な顔つきで(お掃除ブログが大人気の)愛川ゆず季王妃をまっすぐに見つめた。(どこか危なっかしい感じの)エルメス岸田文雄総理は(休日は踊ってストレスを発散させている)愛川ゆず季ちゃんに大事な話があった。
「すみません。愛川ゆず季様」
「なんでしょう、エルメス岸田文雄会長」
「単刀直入にいいます」
「はい、どうぞ」
「はいすみません。あのですね。えっと、誠に申しあげにくいことなのですがね、ずばりお尋ねします。気を悪くなさらないでいただきたいのですが……」
「なんなのでしょう!」と(「天真爛漫だねー」と言われることが多い)愛川ゆず季王妃はイライラして叫んだ。
「すみません、でははっきり申し上げます。愛川ゆず季様。僕とエッチしていただくわけにはいきませんでしょうか?」
「……ぱーどん?」と(最高に抜ける女とよく言われる)愛川ゆず季嬢は聞き返す。
「僕は愛川ゆず季嬢と『廓つなぎ』や『時雨茶臼』や『深山本手』をしたいのです。なんとかお願いできないでしょうか!」、エルメス岸田文雄伯爵は土下座してそう叫んだ。
「結論から言いましょうか?」と(しっとり艶のある色白美肌の)愛川ゆず季姫は言った。
「はい、お願いします」と(タメ口不動産屋にはほとほとうんざりしている)エルメス岸田文雄官房長官はドキドキしながら答えた。
「答えはノーですわ」と(フェロモンが溢れる)愛川ゆず季さんは宣言した。
(だめか……)、(幽体離脱ってあるのかなーと思っている)エルメス岸田文雄部長はがっかりした。
「そうですか。ご回答ありがとうございました。愛川ゆず季ちゃん。ではふたたびお尋ねしたいのですが、お金をお支払いしても難しいでしょうか?」
「ほお! お金ですか。おいくらほどでしょう?」と(スレンダーな体の)愛川ゆず季嬢は身を乗り出して尋ねた。
「もうしわけございません。ぼくはこういった取引に関しては不案内なものですから、ご迷惑をおかけしています。もしお金をお支払することで対応が可能なようでしたら、逆においくらで対応いただけますでしょうか? お見積りのほう、いただけませんでしょうか?」
「お見積りですか。なるほど!」と(花園は綺麗なピンク色の)愛川ゆず季様は叫んだ。
(可愛らしいおマメさんを持つ)愛川ゆず季様はジロジロと(小さな女の子を見かけるといつも大注目をする)エルメス岸田文雄専務を眺めながら長考した。やがて(独特の妖艶さがある体を持つ)愛川ゆず季姫は言った。「100億円、というところですわ」
(幽体離脱ってあるのかなーと思っている)エルメス岸田文雄大統領はそれを聞いてがっかりした。
「とても採算が合わない!」と彼は叫び、歯ぎしりをして悔しがった。
「……了解しました。お見積りの方、ありがとうございました。しかしこのたびはこちらのほうの予算と、折り合いをつけることができませんでした。このたびはご縁がなかったという結果となってしまいました。では愛川ゆず季さんの今後のご発展をお祈りいたします。失礼いたします」
そういって(健康のためにオレンジジュースをよく飲む)エルメス岸田文雄公爵は泣きながら店を後にした。