どこか危なっかしい感じの吉田栄作官房長官はひじょうにカラダが固くなっていた。
とっても疲労も蓄積していた。
「うわー、きつい。日々の生活がたいへんっぺよ、むふー、むっふっふっふー」
と、複雑な家庭で育った吉田栄作社長はいった。
その刹那、日々アンジエイジングに励んでいる小野真弓姫とすれちがった。
「む?」
しばらく「君ってとっても美女だね」とよく言われる小野真弓さんに目を奪われた後、さきほど札幌一番しおラーメンを食べた吉田栄作君のシャツの中に名刺が放り込まれていることに気がついてギョッとした。
名刺の背景色は赤で、そして青い文字で以下のように書き述べられていた。
『先週は子供たちと一緒に品川の友達に会いにいったロミロミ屋委員会。おてめえのコリをほぐします。実質的なマッサージ、近代的マッサージ、お受けしますのよ』
さっそく新しい靴を買おうか迷っている吉田栄作係長は名刺の番号に電話をした。
「いきなりで悪いのですが、マッサージを所望しておるとですけど、えへへへ」
「実質的なマッサージですか?近代的?」
「そーやねえ。じゃあ近代的で、ほほほほほほほ」
「アイガーデッ!」
と、日々アンジエイジングに励んでいるロミロミ屋は怒鳴り散らした。
高層マンションに住んでいるロミロミ屋はカミソリのように頭脳明晰な吉田栄作様の間借りしているホワイトハウスに行った。
そして格好いい吉田栄作大統領に鍼灸、推拿、リンパドレナージュ、フェイシャルマッサージのダイナミックコースをおっぱじめた。
「貴様のボディーのコリの深さは、すごく深いでちゅう、がははは」
と、節約ママとして名高いロミロミ屋は一人ごちた。
「そっすか?まあここんとこ疲労気味でござんすからねえ。ほほ」
と、どちらかというと犬よりも猫の方が好きな吉田栄作男爵は一人ごちた。
「・・・そのあなたさまの強張りに、時効はあるのでございましょうか?」
と、太りすぎが原因で解雇されたことがあるロミロミ屋は楽しげに爆笑して一人ごちた。
「さあねえ、どーでしょー、にゃっにゃっにゃー、ひゃっひゃっひゃ」
と、新しい靴を買おうか迷っている吉田栄作課長は笑うことでうやむやにした。
マッサージをがっちりと施したためにコリは驚くほどに消滅した。
「ほえ、体が強靭になったよーん、がっはっはっは」
笑顔の素敵な吉田栄作部長は嬉しげにそう絶叫した。
「よかったにゃん、へへへ」
と、温かい家庭を築きたいと思っているロミロミ屋は絶叫した。
「あのさあ、お値段はいくらなのですかい?」
と、連休を前にしてウキウキしている吉田栄作さんは今にも泣き出しそうな顔つきで言った。大金をむしり取られる危険性があるという憂慮が心の中をうごめいた。
「請求金額は98ルピーっちゅーの」
「は?低価格っすねー、ぷへっひゃっひゃっぽーい」
と、所有をしないことで身軽になろうとしている吉田栄作大統領は仰天して叫んだ。
「百ルピーで、お釣りがくるだぴょん、にひゃにひゃにひゃ」
と、かくれんぼが大好きなロミロミ屋は絶叫した。
ゴミの分別を一度しっかりと勉強してみようと思っている吉田栄作殿は百ルピーを支払い、つり銭を2ルピー入手した。
「ではまたヒューマンボディーがダメージを受けたときにはお電話を、ほほほほほほほ」
そう絶叫して爪が伸びないように気をつけているロミロミ屋はどろんした。