3月終わりの出来事です。
『 舞台本番 』 に向かう 日記 だけ残していたのですが、
記憶が新しい内に 『 想い 』 を綴っておこうと思います!
前日は、夕方スタートの 『 ゲネプロ 』 のため、お昼に楽屋入り。

スタッフさんが舞台を仕込んでくださっている、
この光景を眺めていると何故か落ち着きます。
何時からだろう? この時
くらいかな?
『 本番 』 ではなく 『 舞台 』 に得も言われぬ恐怖を感じて、
思うようには足が前に出ない状態に、自らおののきました!
原因がわからないので、対処の仕様がない。
年齢を重ねるごとに 筋肉の踏ん張りが利かなくなってきて、
自らを信用することができなくなっていたのだと思われます。
『 これだけ練習したから大丈夫 』 なんて言葉は、
舞台の上では何の意味も成さない状態でしたね!
『 弱気は損気 』。

数年前 、パートナーくんが言い放った、
その言葉を頭の中に張り巡らせました。
心の安定と同時に自分を鼓舞できる言葉!
そんなにも考えられたひと言ではないはずなのに、
舞台を目の前にした状況では、最も必要なのかも?
随分年下の若者に ・・・ 少し、悔しいけど。
ゲネは、とにかく意識をしっかりさせて、
確実に立つことだけ心掛けてみました!
一歩、一歩、責任を持ち。
もしかして、床に恵まれていたのかもしれない、
ポワントの細工がベストだったのかもしれない!
不・思・議。
あの得も言われぬ恐怖は襲ってきませんでした、
でも、今の時点で深く追求するのは止めておこう!
『 本番 』 が怖いわけではないので、それこそ、大丈夫。
前日 『 ゲネプロ 』 で得れた感覚を大切にして、
弱気にならず 『 本番 』 を迎えることにしました!