2018年、年の暮れの出来事です。
お姉ちゃんが帰省してきて 三日目となる日は、
お友だちのお家に遊びに行くとのことでしてね。
カヌレは自宅で沈没!
本日の日記は四日目の出来事になるのですが、
早速、摩訶不思議な写真が映し出されています。
あれは、帰省してきてすぐのことでした!
姉 『 お母さん、○○日、武田山に登らない? 』 ★
この一文には二つの驚きが含まれているのですが、
この短い帰省の間に登山とは 完全に油断しました!
もう一つの方は。
その話、カヌレは誘われないの?
カヌレは弱い、難儀に思う、とにかく寒がりの三点かな?
この代名詞のように思われている傾向があるものでして。
ま、自然と言えば自然な流れでしたかね?
『 馬返し 』 に到着。
これ以降は道が少し厳しくなる合図でもあると教わりまして、
何ともまあ 登山用語 (?) とは上手くできているものですね!
『 馬返し 』 からは、父母の住む辺りも美しく望めます。 ↓
脱線しましたが、奮起したカヌレ。
『 アイゼンは無いけどね 』 という少し大袈裟な言葉を添えて、
年の瀬に母娘三人、『 武田山登山 』 に挑むことになりました!
先頭を行くカヌレ → 続くのはママ。
末尾より、見守る傍ら、撮影するお姉ちゃん!
なかなか臨場感のある一枚になっております、
要所要所、容赦ない道が現れるものでしてね。
虚弱の扱いを受けるカヌレはというと!
油断はしないけれども、意外と平気!
長い間 ballet を続ける基礎体力になるのでしょうか?
トレッキングシューズの重さで、足首筋肉痛になりましたけどね。
『 御門跡 』 に到着。
あまりの清々しさにおかしな感情が湧いてきて、
事前に準備して挑む登山、意外と悪くないかも?
わ、姉マジック。

視線の先には、瀬戸内海に浮かぶ島々まで!
ママも 普段はあまり見ることのない表情をしていて、
お姉ちゃんの唐突な申し出は元気を与えてくれます。
世間様は 『 晦日 』 ですが!
しかし、山の上とは油断ならないものですね!
雪とはあまり縁のない年末年始だったのですが、
小さな武田山とて、雪を纏った姿になっています。
あ、『 城跡 ( 千畳敷 ) 』!

『 山頂 』 は目前に、あれ?
『 山の爺 』 みたいな方に尋ねると、ここが、山頂。
むむ 『 登頂の喜び 』 的なものは何処へ?
とんだオチに見舞われることになりました!
しかもですね。 ↓
終いには雹と思われるものまで降ってきて、
もう、細かいことは気に留めず、下山します!
先ほどとは違うルートを使う模様。
突如、『 弓場跡 』 を示す標識が現れました!
随分、標高の高い地点にて、弓道に勤しむことができます。
無様な格好の写真ばかりなので載せるのは断念したのですが、
元気を残していた母娘三人は、しばらく、弓遊びを愉しむことに!
実に難しく、爆笑な思い出として残っています。
登山道以外は、そこそこ、雪。
下る場所にカヌレ父が迎えに来ることになっていたのですが、
どの地点に下山するのか、自信が持てなくなってきてですね!
一行は、遭難したかもしれない恐怖に包まれます。

無事下山、『 立専寺 』 が見えた時には、安堵しましたね。 ★
見事な 『 クロマツ 』 ということで 写真に収めたものの、
朦朧としていたカヌレは肝心の 『 幹 』 を捉えていない!
あっ、これ?↓
真に見事、いやはや、失礼いたしました!
この時カヌレは、おとしゃんが近くにいる気がしたのですが、
降りてくる地点を予測し、迎えに来てくれていたのですよね。
虚弱者同士、通ずるものがあるのです。
めちゃくちゃ楽しい 『 武田山登山 』 でしたね、
破天荒に映る提案を、お姉ちゃん、ありがとう!
この後は 『 年末年始の買い出し 』 と 『 年越しそば 』 の時間です。