2016年、年の暮れの出来事です。
この日は、お姉ちゃんはお友だちとお出掛けするとかで、
カヌレは普段と変わらない一日を過ごすことになりました!
つまり、『 喫茶店モーニング 』 に行ってきます。
本当は、『 年末も営業していたお店 』 くらいの気持ちだったのですよね。
実際、この後も激しくお世話になるお店になるので、
素敵な出逢いを逃すことなく安堵しているところです。
それでは、朝子師匠
の 『 手引き 』
を頼りにお邪魔してみます!
この日訪れたのは、中区南竹屋町 『 手焙き珈琲の店 リセ 』 さん。
自家焙煎珈琲豆の小売りがメインのようにも映りますね、
大きなガラス窓から存在感のある焙煎機が覗いています!
香りに誘われ、中に入ってみると。

お~、正直、卸問屋感に溢れています。
後になり 喫茶利用のお客さまもとても多いことを知るのですが、
この時は喫茶のスペースは奥に押し遣られている印象でしたね!
真の姿は 『 昔ながらの喫茶店 』 も併せ持つ感じかな?

深い茶色と赤が基調の店内になっています。
何度もお邪魔するので、本日は内観はこのくらいにして、
女性の店主さまと娘さんのお二人で迎えてくださいました。
ではここで、朝のお品書きを見てますね!
これこれ、モーニングタイムすぎても 『 ブランチセット 』 でご注文いただけます。 ↑
『 モーニングセット 』 ( = 『 ブランチセット 』 ) 650円
( タマゴ、フルーツ、サラダ、パンは手作りジャム付き、コーヒーはお好みで。 )
終日注文可能な 『 モーニングセット 』 は一種類、
内容、お値段、全く同じセットになるみたいですね!
そして、『 手焙き珈琲の店 』、お好きな豆が選べちゃいます! ( ※ブルマン以外 )
単品の珈琲のお品書きを、一部載せてみました。
ひと言のコメントも付属されていて選びやすいですね、
しかし、豆の種類が半端なく、収まり切らない模様です。
よし、カヌレが豆のところに出向くとします。 ( ←三枚目のお写真!)

わ、木樽に目を奪われ、後ろの棚は死角になってました。
苦味が強く、酸味はそこそこな豆とリクエストしたところ、
ママさんが三種類ほど挙げてくださっていたのですよね!
ロブスターWIB
グァテマラアンティグア ( 深焙り )
エメラルドモンスーン ( 深焙り )
少し癖があるけれども、ハマる人はハマる味わいだとか?
記念すべき第一回目はこちらの豆に決定しました、
強そうなお名前の 『 ロブスターWIB 』 にしてみます!
ここまでの一連、相当楽しめますよ。

店名を冠した 『 リセブレンド 』 は 『 マイルドタイプ 』 に属してますね。
挽いたばかりの豆、サイフォンで淹れられる珈琲、
『 手焙き珈琲の店 』 ならではの香りが充満します。
終いに 『 ロブスター上がります 』 の声が聞こえてきて、
カヌレの元に 『 モーニングセット 』 が運ばれてきました!

わ、これはまた、色使いも豊かな 『 モーニング 』 です。
モーニングセット 650円
( ロブスターWIB、タマゴ、フルーツ、サラダ、パン、手作りジャム )
このセットに終日出逢えるなんて、惚れてしまうわけですね!
そして、次元が違うというか、何というか。
まずは珈琲について語らずにはいられません、
『 リセ 』 さんの珈琲、飛び上がるほど美味しい!
もうね、びっくりしました。
この度の 『 ロブスターWIB 』 は、実にどっしりとしていて、
香り高く、コク深い、ガツンとした苦味で蕩けてしまいます!
ここで、脈絡のない写真を一枚ほど。 ↓
帰り際のママさんのお話が忘れられなくてですね。
なんでも、『 ブレンドコーヒー 』 の豆の割合を決める際、
『 ロブスターWIB 』 をパンチとして使うケースが多いとか!
ん、言い換えると、本日のカヌレの珈琲は 『 パンチ100% 』 ということですか?
やいや、それほどまでの強烈は癖は感じ取れなくて、
追々 自らの舌の心許なさを実感していくカヌレでした!
本日の珈琲 ⇒ ロブスターWIB ( 独特な苦味とコク ) 。
それでは、プレートを彩るメンバーに移りたいと思います。
サラダはいつもトマトとレタスになりますね、
シンプルにゴマドレッシングでいただきます!
この日のフルーツはキウイ、みかん、バナナ、
三種類も揃うのはやはり嬉しくなるものでした!
朝子師匠の記述
にある通り、女性らしいお心遣いを感じます。
タマゴとは、優しい感じのするスクランブルエッグですね。
くしゅくしゅ~とした食感に焼かれています、
味付けはケチャップのみといったところかな?
そして、カヌレがこの 『 モーニングセット 』 を溺愛する要因の一つ。 ↓
たいへん軽快な印象のトーストとなっております。
軽口のトーストは六枚切りくらいの厚さかな?
サクサクと香ばしくて、風味豊かなパンですね。
表面にメッシュが入り、ちょうど良い分量のバターが染み渡ります!
後にこのパンの素性を知ることになるのですが、一般的でなく、
選ばれたパン屋さんのパンになるのだろうなという感じでしたね。
『 リセ 』 さんのバタートースト、とても美味しい!
最後に、素敵な素敵な 『 手作りジャム 』 付きです。
この日はカヌレの大好きな 『 金柑のジャム 』 でした、
ほろ苦くて甘い、繊細なトーストと相性バッチリですね!
何を差し置いても、珈琲が桁違いに美味しい喫茶店になるのですが。
こちらの 『 おてふき 』 が象徴するように、
随所に 『 古き良き 』 が潜んでいたりして!
とても幸せな 『 モーニング 』 のひとときでしたね。
ひとまず 『 喫茶店モーニング 』 : №93 とさせていただいて、
幾度となく足を運ぶことになる 『 リセ 』 さんとの出逢いでした。