昭和レトロなお宿で、身支度を整えたところです! ★
プロローグ に残した通りなのですが、
この度はとあるご縁に恵まれましてね。
人生初めての分野をまた一つ、経験できることになりました。
有楽町の駅から自信なく歩いていたのですが、
劇場の場所は不安に思わなくてよかったみたい。
人、人、人、人の波が導いてくれましたのでね!
確かに、今まで経験なかったことの方が不思議です。
子供の頃から頭の中は ballet の舞台がうずめいていたけど、
宝塚の舞台を鑑賞してみたいと思ったことは正直なくてですね!
人生、 最初で最後のことになる のを懸念して。
とんでもなく失礼なお願いをしていたわけなのですよね!
で、初めての 東京宝塚劇場 です。
東京宝塚劇場 ( 現在の東宝 ) は1934年1月1日に開場、
偉大なる歴史を前にたいへん失礼なことを申し述べた模様!
東宝って、東京宝塚劇場を略してたの?
こうして日記に残すことでまた一つ大切なことが加わりましたが、
劇場に足を一歩踏み入れると圧巻の光景が広がっていたのです!
これが噂には聞く、赤絨毯のエントランスなのですね。
正直 エントランスがこんなにゴージャスである必要性はわからないけど、
これが ballet でなく初の宝塚の世界ということで素直に感銘を受けました!
様々な箇所が 『 容赦なく派手 』 、逆に気持ちいいです。
ballet は格式や趣きなども同時に尊重しなくてはならないけど、
それがまた幅を狭めることに繋がる舞台芸術なのかなとですね!
この度は、至るところに観客の皆さまが犇めいてまして、
特に女性からの支持には圧倒されるものがありましたね。
ここまで多くの方に愛される舞台芸術とは、凄い!
この度は、3列目のど真ん中、素晴らしいお席を用意してくださってましてね!
花道みたいなのと口走ると 『 銀橋 』 と呼ぶとのことでしたが、
本当に目の前まで演者の皆さまがやってくるのでド迫力でした!
『 演者 』 ではないと思うのですが、宝塚用語わからなくて、すみません。
専用のオケが存在すること ( そりゃ、そうですよね!)
演者の皆さまはマイクを使うこと ( 当たり前ですよね! )
初めてのカヌレが何より驚いた二点を、ここに記しておきます!
大道具? 舞台装置? 目に入るものすべてが派手です!
装置や衣装の特性をより把握した上で舞台に立っている、
ballet のダンサーより宝塚の演者の皆さまにそう感じました。
この度、鑑賞した演目はと申しますと ・・・
月組公演より、『 NOBUNAGA -下天の夢- 』 と 『 Forever LOVE! 』 。
後者のようなショー?も鑑賞できる方が宝塚らしさが伝わるとのことで、
初めてのカヌレにはこの二本立ての演目を薦めてくださったのですよね!
男役・トップスター 『 龍 真咲さま 』 の引退公演として設けられた舞台、
それはもう華やかで貴重な機会に立ち会うことができたのだと思います。
鑑賞を終えて、夜の街。
トップスターと呼ばれる方の存在は言葉にできない何かがあり、
そして引退、その半生を想うと感慨深いものに包まれていました!
機会に導いてくださったことに感謝したいと思います、
人生初めて宝塚の舞台を鑑賞してきた晩のことでした。