ようやくカヌレの念願叶いまして ・・・
心待ちに&心待ちに&心待ちにしていた、
4月のてんとう虫会に参加させていただきましたよ
ここまでしつこい理由を綴らせてくださいませ。
本来は2月の中旬に開催される予定の会でして、
エアーの欠航により出発すらできなかったのですよね
悪天候により ・・・ 悪夢!
3月に開催の会も指をくわえて眺めていたのですが、
満を持して皆さまにお逢いできる日がやってきたという次第です
大好きなシェフの待つ RISTORANTE REGINA ( レジーナ )
さんへ!
ワインを送らせていただいたままになってまして、
貴重なセラーを占領し続けて申し訳ありませんでした
この度のテーマ → 【 イマイチ定かではない 】
ヴォーヌ・ロマネであることは確かなのですが、
もう何度目か収集つかないので A 師匠のお言葉を拝借いたしました
愛するヴォーヌ・ロマネ、何度でもウェルカムです。
年度始めのお忙しい時期にも関わらず、
皆さま都合をつけてくださいましてありがとうございます
乾杯。
① アンドレ・クルエ シルバー・ブリュット NV
フランス・シャンパーニュ
ピノ・ノワール 100%
JOE お姉さま
がお持ち込みくださったシャンパーニュ
皆さま酸がキツめとおっしゃっていた気がするのですが、
カヌレは美しい酸味と厚みのバランスが好みの具合でしたよ
ノン・ドサージュが関係しているのかなぁ?
申し遅れてしまいましたが、
この度も計五名さまで幕を開けました。
前菜のプレートの登場です
ワインが進む前にお願いしておいたのですが、
シェフからのお品書きをいただかずに帰った模様です
続いて急ぎシェフが持ってきてくださったのは ・・・
ふんわりとしたクリーム状のフロマージュに、
クルミとハチミツが加わっていたのだと思われますよ
お急ぎだった理由が判明いたしました、
シャンパーニュと共に素敵な出逢いが実現です。
② ムルソー 1er ジュヌヴリエール 2005 / ドメーヌ・ルイ・ジャド
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
tom さん
がお持ち込みくださったムルソーです
A 師匠 と tom さんで話し合いが成されてまして、
液温が高いので少し下げて味わいを締めるとの結論にっ!
この日も皆さまに熱弁してしまったのですが、
びっくりムルソー
の大打撃を受けて間もないカヌレでしたのでね。
引き締め具合に GO が出た時点で初めていただいてみたところ ・・・
ムルソーらしい厚み + ほんのり苦味、
呪縛から無事脱却できた美味しいムルソーでした
ムルソーは造りにより顕著に違いが表れる、
このことをしかと肝に銘じた日にもなりましたよ!
じゃがいも etc. ゴロゴロ入ってまして、
キッシュ? スパニッシュオムレツ? のような感じ。
③ コルトン・シャルルマーニュ 2004 / ドメーヌ・パトリック・ジャヴィリエ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
I 貝さんがお持ち込みくださったコルシャルです
ほほぅ~!
これまたカヌレには初の現象が起きました
新樽のニュアンスがしっかりと伝わってきまして ・・・
正直申し上げてしまいますと、
カヌレにはなかなか難しい部類に属するハズなのに!
美味しくて自然と進んでいたのですよね?
カヌレには解読不可能になりましたので、
A 師匠にその理由を尋ねてみることにいたしました!
新樽をミッチリ使っていたところで ・・・
果実のポテンシャルが負けておらず、
酸も持ち併せているとこういうことに成り得るらしい
シャルドネの七変化ぶりには脱帽です
ホワイトアスパラガスのグリルに半熟卵。
連日 に渡って幸せなひと品をいただきました、
添えられていたコク深いおソースは何だったのでしょう?
このくらいの時間帯でしたかね?
ピノ禁断症状を隠しきれない状態になっていました
恐らく A 師匠も同じではなく、それ以上だったと思われるのですが ・・・ 早っ。
伝説のワインの登場よりひと足お先に、
カヌレは初の造り手さんに出逢わせてくださいましたよ
④ ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・レニョ 2011 / ドメーヌ・オーディフレッド
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ 当主アンリ・オーディフレッドはもともと DRC 社の12人の正社員のひとり。
2003年、実家のドメーヌを継承、2007年には DRC 社を退社。以後、自身のワイン造りに没頭。
何一つ知識を持たずに出逢わせていだいたカヌレが、
初対面で感じた 比較的どうでもいい 率直な想いをすみません
ザ・ジェントルマンなシルバーグレー、
このエチケット → なぜだかゾクゾクそそられる。
たいへんおめでたい人に映りそうなのでこのくらいにしておきます!
何よりも衝撃的だったのは、
言葉では表現できない独特な香りでしたね
ドキドキで味わい進めてみますと ・・・
明らかにまだまだ熟成を重ねられる状態にも関わらず、
タンニン滑らかでしんどさといった類とは無縁だったのですよね
造りが優しいということなのでしょうか?
味わいの中にミネラリーなものを感じまして、
初っ端の状態では香り味わい共に個性を感じます
時間の経過と共に変化を見てみた結果
それでもやはり個性は見て取れるのですが、
香り味わい共にピノの特徴を発揮してきた印象でしたかね?
謎めいた箇所は多々残るものの ・・・
熟成を重ねた姿を想像してみますと、
とんでもない変化を遂げている気がしてなりません。
ただ今の段階でようやく A 師匠の試みの意図が読めた次第です!
次に登場するワインとの関係性も視野に入れ、
味わいの比較も愉しみましょうということだったのですね?
ピノに突入した途端、長い
こちらをいただいた直後です、
トロトロに蕩けてしまった伝説のワインが登場!
続く会の様子は後編へと改めさせていただきますね
