前編
に続きまして ・・・
2013年の〆となりました、
お姉ちゃんとルココの様子を綴らせていただきますね
ワインはすでにフライングしてまして ・・・
ヴォーヌ・ロマネ 1er 1974 / ルネ・アンジェル
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
来る時が訪れたらお姉ちゃんと開けようと、
大切に大切に眠っていただいていた子なのですよね
前日
に二人でワインを愉しんでいた際
スペシャルバット VT とか言ってるしぃ ・・・
ヴォーヌ・ロマネは所詮体よく纏まる とか言ってるしぃ ・・・
一瞬、如何しようかと思いましたよ。
とにかく熟成を重ねた美しい色合いでして、
最も心配していた枯れ感は全く伝わってきませんでしたね
香りが! もう! ヤバぃぃぃ~!
華やかでいて力強く奥深い、
とんでもなく妖艶でぶっ倒れそう。
ヴォーヌ・ロマネ様 ・・・ 申し訳ありませんでした
香りのシャンボール・ミュジニーに対し、
味わいは纏まるヴォーヌ・ロマネですって??
本領を発揮している状態のヴォーヌ・ロマネの香り、
本領を発揮している状態のザックリとしたテロワールって物を ・・・
多少はわかっている つ・も・り なだけだったと、
二人してヴォーヌ・ロマネ様に謝罪させていただきました
年が明けて2014年と考えますと、
40年という長い月日を耐え抜き此処に着地したのですね。
感無量!
カヌレ姉妹にとって 1974 が少々特別と申しましても、
長いこと スペシャルバット だと聞かされてきたことですしね
わざわざ探すことはしていないけど、
そもそも 1974 のブルゴーニュ自体に出逢った例がない!
初めて出逢った 1974 ブルゴーニュが、
たまたま薦めていただいた 1974 ブルゴーニュが ・・・
カヌレ憧れの造り手さんの一人 → ルネ・アンジェル だったのですよね。
決して大袈裟な表現ではなくて、
何らかに導かれたのだと思わざるを得ませんでした
貴女の手元で時が来るまで眠らせておきなさい!
如何ほどリリースされたのでしょうね?
肝心な味わいはと申しますと、
此方のひと言でもう充分だと思われます
1974 は → 決してスペシャルバットなんかではありませんでした。
選ばれし造り手さんの手掛けたワインは、
40年という年月を経て素晴らしいワインへと変化を遂げていました。
美味しぃぃ~!
僅かに酸が強い年であったのかとは感じさせたものの、
果実味失うなんて無縁でして味わいは抜かりなく香りに付いてくる!
素晴らしぃぃ~!
そうは言いつつ 1974 に一抹の不安を感じてましてので ・・・
同じくルネ・アンジェルより村名格にしまして、
抜栓しどきと思われるワインを共に連れて来ておきました
一抹の不安は必要なかったという結果に終わり、
VT 違いの味わい比べが実現することを願っていたのですよね
事前に A 師匠に伺ってみること
ルネ・アンジェルという造り手さんの造りに対し、
どのような印象を持っていらっしゃるか質問させていただきました
地味と言えなくもないけれども、
タンニンきついことなく優しい造りと記憶しています! と ・・・。
間違いなくお姉ちゃんもカヌレも好みとする造りですよ。
そのまんま Ver, & デキャンタ通す Ver. と並べ、
おっしゃっていた意味を肌身を通して実感する結果となりました
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
1974 と 1997 では、
世代も造りも変化しているとは思いますけれどもね
ヤッバぃ香りは同じ類の物を感じます。
村名格と言えどもとてつもなく華やかで、
香りの力強さは更に上を行っていたのかもしれませんね?
とにかくとにかく素直な造り~!
お化粧させ過ぎているわけでもなく、
濃く抽出といったワードとは正反対な印象でしたかね?
姉妹して → ルネ・アンジェルの造り LOVE & LOVE 。
奥行きも広くパワーを秘めているので、
15年程度の熟成ではまだまだ本領を発揮していない感じ!
現段階ではタンニンの角が気になったところですが、
美しい酸味も残していたので更なる飛躍は間違いない印象です。
カヌレ以上にお姉ちゃんの方が、
ヴォーヌ・ロマネ村様すみませんでしたな心境だったハズ!
選択肢に入れていたところで 常にアウトオブ眼中 って感じだったしぃ。
ただただ無邪気に心底うれしかったなぁ!
ヴォーヌ・ロマネのワインにウットリしているお姉ちゃん初めて見ました
メインのお料理・ひと皿目
~ サーモンの○○○ サフランとブールブラン・ソース
ういきょう&ハーブのソースと共に ~
ひと皿目のお魚料理の登場からして、
一筋縄ではいかない複雑極まりないお料理です。
シェフの構想は計り知れません
サーモン → 絶妙なレア加減!
生のういきょうスライスと来たならば、
先出のラフォンに再登場していただきまして共に満喫。
こちらは高々白菜などではなくて、
如何して白菜がこんなことなる? な とんでもない白菜です
すんごいクリーミー。
甘いクリーミー要素に加わるのは出汁的要素、
熟成を重ねたピノに合わせシェフの攻略であることは間違いありません
めちゃくちゃ大量の白菜を仕入れてらっしゃるのに、
お料理として登場するのはほんの一握りの選ばれし部分らしい。
大半が賄いに姿を代えるのだと、
お店の方の嘆きに等しい事実を知ることになりました
お次のお料理はと申しますと ・・・
毎度のことながら ・・・
ジビエ真っ盛りの時期に申し訳ございません
ふた皿共に魚介系でお願いしたところで、
シェフのお料理は全く別の顔で魅了してくれるのですよね。
メインのお料理・ふた皿目
~ オマール海老のロースト そのジュとコンソメのソース ~
せっかくの美しいお料理ですのに、
カヌレの撮影能力はグダグダな域に到達しています
愛しのオマールちゃん!
何種類のソースに何種類のピューレ??
解読不可能なのですがスペシャリテに相応しいひと皿です。
食感 ぎゅきぎゅき → エロイよぅ~!
赤ワインを煮詰めたソースに加え、
根菜からはレンコンのお姿など見受けられましたしね
美味しぃぃ~!
全てのお料理とワイン寄り添いまして、
シェフの演出には凄まじい物を感じざるを得ませんでしたね。
フロマージュ盛り合わせ
この度もデザートをフロマージュへと変更していただきまして ・・・
エポワス&コンテ&ゴルゴンゾーラ
三種類のフロマージュを用意してくださってましたよ
この辺りの時間帯には、
ルココの皆さまとのおしゃべりが始まってましたのでね
とてつもないお料理で魅了してくださるシェフは、
ひと度キッチンを出られた後にはフランクな方に大変身です。
ルココの皆さま! 昨年の一年間もごちそうさまでした
ふぅ~、し・あ・わ・せ!
2013年も〆の〆といたしまして、
お姉ちゃんと一緒に過ごした大切なひとときでした