本日は、ぼそっとひとり言を綴らせていただきますね!
次の舞台の作品を練習し始めてみたところ、
とんでもなく楽しいけれども覚悟していたよりも遥かに難しい
全幕を通して最も好きな音楽でありながら ・・・
舞台で踊らせていただける機会はおろか、
練習出来る機会が訪れることすら想像もしてなかったなぁ~。
「 眠れる森の美女 」 より 第二幕のオーロラ姫!
ほんとにほんと美しい曲、
目をつぶって音楽を聞いているだけでも涙が出る
全幕での上演でもない限り、
第二幕だけに照準を当てるだなんて想像も出来なかった
幻想の中で漂う雰囲気を表しつつ、
当然 「 姫 」 の品格は保ち続けなきゃいけないだなんてっ!
難し過ぎるでしょうよぅ~。
第二幕のオーロラを練習し始めるまで、
何でこんな当たり前のことに気が付かなかったのか? と ・・・
第一幕&第三幕のオーロラに対しても、
薄っぺらい役への解釈しか出来ていなかったのね。
全ての幕の練習が出来る機会が揃い、
ようやっと気が付けたことがこんなにたくさんあるなんて ・・・
「 眠れる森の美女 」 より 第三幕のオーロラ姫!
これまでの ballet 人生に於いて、
おそらく最も回数多く舞台上で踊れる機会に出逢えてきた箇所
回数&歳共に重ねる度、
自然と自分の中での解釈も変わってきたつもりでいたけど ・・・
当然よろしくない意味での、
慣れたキャラの中での表現になってしまっていた気がする
凛とした品格!
ゼロから取り組む謙虚な気持ちで、
再度チャレンジさせていただける機会を必ず持ちたい
「 眠れる森の美女 」 より 第一幕のオーロラ姫!
とにかく謙虚に&真剣に、
めずらしく不安を残さない域まで練習出来たつもりでいたけど ・・・
如何して、あんな表現での踊りを残してしまったんだろう?
踊れる機会が訪れなかったとしても、
憧れが強く&充分に研究してきたつもりになっていた気がする
そんな勘違い甚だしい想いがあったからこそ、
練習を重ねる中で振り返ることが出来てなかったのかもしれない
一生懸命取り組んだけど、
力を注いだ方向性が残念すぎる!
大切で大好きな役柄には変わりはなく、
再度チャレンジさせていただける機会を必ず持ちたい
過去を振り返るのはこのくらいに、
ただ今目の前に立ちはだかるのは第二幕のオーロラ姫!
テクニック的には苦手オンパレード。
前回の舞台を終えて三ヶ月と少し、
基礎を積み重ねる日々の中で重要なことに気が付いたのですよね
重要というよりアホっぽい、
これまた何でこんなことに気が付かなかったんだろう?
元より自分にとって苦手なテクニックというのが存在するわけではなく
都合よく苦手と括って克服しないから、
32年間も苦手な類のテクニックと言い続けてきただけ。
言い訳をする暇があるなら、
苦手でなくなるまで練習すればいいだけの話でした!
習得出来るのに何十年かかったとしても ・・・
謙虚な気持ちで精進しているつもりでも、
長い年月というものは時に本来の姿を見失いかねないものですね
ballet と過ごせる幸せな人生、
全身全霊新たな作品と向き合うことにいたしますね ( HP よりお借りしました
)