その①
に続き綴らせていただきますね
少々切ない想いは否めないながらも、
ホテル 鷗風亭
にて初日の昼餉を堪能させていただいた後
この度の渋めな旅行のメインとなりますかね?
幾年も前よりみつ豆ちゃんが、
訪れてみたいと懇願し続けていたお宿に向かうことにしましたよ
仮に宿泊しないケースだったにしても、
観光ポイントからはハズすことが出来ないほどの建造物になるのですよね。
坂本龍馬が紀州藩と “ いろは丸事件 ” の談判を執り行った場所
宿屋もしていた商家 “ 魚屋萬蔵宅 ” を、
歴史の存続のためにもお宿として再生させたという経緯を持つとか ・・・?
ザックリとしか把握出来ていないまでも、
その存在からはヒシヒシと並々ならぬ物が伝わってきましたよ。
宿泊させていただくお部屋に選んだのは、
古くは蔵として使われていた部分に当たる模様でしたよ
正面より建物に入りまして、
中庭を挟み奥に控える場所といったところでしょうか?
歴史が垣間見れる建造物って、
素敵な雰囲気の元陽の光が差し込む造りになっているものですよね
決して大きくはない建造物にも関わらず、
お部屋にたどり着くまでにテンション上がるポイント盛り盛りです。
こちらの階段登り終えた時点にて
右手に進むは蔵の二階部分に当り、
左手に進むは母屋 (?) の二階部分に当たるんだったかな?
選ばせていただいたお部屋は右手奥となるものの、
建造物全体を散策したい気持ちを抑えることは出来ませんでした
趣き一転なポイント発見。
これほどまでに古めかしい造りに、
チグハグ感あり捲りなステンドグラスですよ
こういった類の物に関しましても、
龍馬の時代の背景を現していると言える部分なのでしょうかね?
渡り廊下 (?) を逆戻りしまして、
蔵の二階部分へと向かうことにいたします
選んだという表現よりかは、
みつ豆ちゃんの一目惚れという方が相応しいところですかね。
宿泊させていただくお部屋は、
夫婦もの部屋 でもなく みんなで部屋 でもございませんで ・・・
その名もまさかの かけおちもの部屋
all 平仮名なことですし、
駆け落ち者がお部屋の名前となる発想自体が難しいですからね
正しく読み上げられるまでには時間を必要としましたよ。
なんじゃこりゃ~。
カヌレの残念な激写技術では、
その圧巻度を微塵も表現出来ていないのですよね
兎に角兎に角とんでもないのですよ。
天井の梁は江戸時代のまま! 大迫力のお部屋!
部屋のドアを開けると昔のにおい。
太い梁がせまってくる不思議な感覚。
その紹介を遥かに上回る、
とんでもなく圧巻な光景が広がっていたのですよ。
逆っ側を振り返るとこんな感じ。
一段上にある畳の間にて、
お布団を敷き眠りに就くという仕組みなのです
ま・さ・に! 龍馬の時代にタイムスリップ!
その他お部屋の装飾品としましては、
長い歴史を語る物が存在すると思いきや ・・・
その趣旨に不思議を感じる、
よくわからない類の物まで存在したのです。
恐ろしや!
使って良しだったのかな?
責任取れない感じになりそうでしたのでそこは止めておきました
カヌレ夫婦の居る かけおちもの部屋 から、
夫婦もの部屋 & みんなで部屋 の方側を望む光景です。
イチイチ美しいので中庭に降りてみることにしましたよ
心、洗浄されるわ~!
最大限でも一日三組までしか宿泊出来ない中、
古めかしくも手入れの行き届いた気持ち良さが共存します。
と、異質な光景発見。
デベラってるしぃ!
太刀魚ってるしぃ! 背びれってるしぃ!
建造物の素晴らしさに興味を覚えて、
この度の宿泊先に決定したという流れだったのですけれども ・・・
こちらのお宿のシェフが手掛けるお料理とは、
それ等を上回るほどの勢いと後に知ることになるのですよね。
蔵の一階部分に当たる家族風呂への入り口ですよ
最大限にて三組ですのでね!
否が応でも家族風呂が成り立つという仕組みです。
いただいたお夕飯&朝食に、
またまたじっくりと綴らせていただこうと思うのですけれどもね
建造物の素晴らしさ、
感激の連続だったシェフのお料理
けれどもやはり、
お宿の方々のお人柄だなぁ!
これほどまでに幸せな心境でお宿を後にした経験は無い、
カヌレ夫婦の大切な思い出として残り続けるお宿に出逢えました