前編
に続きまして・・・
mayuさん と愉しんでまいりました、
ルココでの至福なひとときを綴らせていただきますね
ワインの方はと申しますと・・・
ほんと抜栓に手を煩わせてしまったことでしょう。
ワクワク&ドキドキな、
リニエのクロ・サン・ドニを味わうときがやってきました
クロ・サン・ドニ 1987 / ジョルジュ・リニエ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
この色合い、そそられるわぁぁ~!
熟成を重ねたピノの美しさに加えまして、
この透明度の高さにはワインの落ち着き状態に微塵の不安も感じません。
そして香りがっ!
こんなにまでも官能的で、
華やか極まりない香り放たれたらイスから落ちるわぁぁ~。
上手く表現出来ませんけれども、
初めて経験する感覚に包まれたのですよね
これまでにも散々、
香りに味わいを裏切られてきたカヌレですけれどもね
この度の香りを香った際には、
味わいにも不安を感じる要素がまったく感じられなかったのですよね。
何なんだ! その根拠の無い自信はっ??
お~い!
ベスト&ベスト&ベスト!
どうしてキミはそんなにおいしいのかい??
残念なカヌレはワイン用語的な表現は出来ませんので、
mayuさんが残してくださった的確な表現をご覧になってくださいね
タンニンのしんどさは微塵も無い
出汁系な類の物も持ち併せる中、
美しい酸と果実の旨みのイイトコのみを残してくれてる感じでしたかね?
師匠にまたしてやられたしぃぃぃ!
ジョルジュ・リニエの造りの特徴も、
クロ・サン・ドニの畑の特徴も捕えられず終いでしたけれどもね
そんなの、どうでもいいわぁぁ!
年明けそう経たず&2月にして、
こんなに素晴らしいピノに出逢ってしまうと不安になるってものですよ。
まっ、いいや!
mayuさんと共に悩み&決定して、
ご一緒な機会に味わうことが出来てほんとよかった
まさしく罪なワインでした。
楽しみで楽しみで仕方がない、
シェフのメインのお料理 ふた皿へとまいりましょ!
メインのお料理・ひと皿目
~ ウナギのスモーク ~
( シュワシュワのおソース → 失念 ( 泣 ) )
いつもお邪魔する際には白へと戻り、
シェフの繊細なお魚料理をいただくのですけれどもね
この辺りの時間帯にはピノを愉しんでいるであろうことを想定しまして・・・
魚介系のメインのお料理がふた皿続くにも関わらず、
ひと皿めからピノとの相性を考慮に入れ&リクエストさせていただいたお料理なのです。
ウナギと知らずお料理だけ見ておりますと、
白との方が素晴らしい相性を魅せてくれそうな感じに映りますよね?
またまたお料理の内容告げずに運んできてくださいましたので・・・
これは何がどうなってるお料理でしょう?
なんて mayuさんに少々意地悪しちゃいました。
めちゃくちゃおいしいぃ!
カヌレ、失礼は充分心得た上で、
お魚の種類もお料理方も限定してお願いしてしまっていたのですよね
と、申しますのも
穴子は広島が誇る食材のひとつでもありますので、
本来ならば mayuさんに穴子を召し上がっていただきたかったのですよ
けれども、熟成の進んだピノを共とするならば!
ウナギほどの上質な脂を持つお魚を使い、
スモークかけていただいたお料理が最適のように思えたのですよね
もう、もう、大正解!
スモークの香りと上質な脂を携えたウナギの身は、
お口の中でほどけて無くなるふんわり食感に仕上がってますでしょう。
バリバリと香ばしい皮まで加わり、
熟成の進んだピノととんでもない相乗効果が誕生しておりました!
メインのお料理・ふた皿目
~ ブルターニュ産 オマール・ブルトンのスペシャリテ 出汁とコンソメを煮詰めたソース
エストラゴンと卵黄のソース、ブルトンの卵と共に ~
きゃ~! きゃ~!
あなたを待ち侘びておりました
シェフの納得のいくブルトンが入荷する可能性がある日
この地に住んでましても、
めちゃくちゃ限定されていることなのですよ
そして見事に出逢えるなんて!
mayuさん、なんて運を持ってらっしゃるのでしょう。
シェフが妙に興奮してらっしゃると思ったら・・・
卵を抱えているブルトン様だっただなんて!
カヌレ一瞬凍りついてしまいましたけれども、
まっ、そこはご愛嬌ということで mayuさんに託すといたします
香りに&その身の抵抗してき加減に、
ブルトンが持つ存在感はハンパないですよね。
美しくないお写真で申し訳ないぃぃ
ごきゅ&ごきゅ&ごきゅ~!
ナイフを入れたらすんごい抵抗してきやがるぜっ!
ヤバいよぅぅ~!
見事な加減で生の食感も残し、
シェフのブルトンのお料理 → 絶妙&至福の極みです
あぁ~、幸せ!
フロマージュ
デザートをチーズへ変更していただいて、
この日も素敵なトロトロ具合のエポワスちゃん
幸せ過ぎまして ・・・
お写真どんどんグダグダになっていきます。
mayuさんが遠路遥々来てくださったお陰で、
シェフのお料理に対する感動も分かち合うことが出来ました
カヌレはなんて幸せ者なのでしょう。
シェフにルココの皆さま巻き込んで、
ふと気が付いたらとんでもない時間が経過しておりましたね。
ピノ馬鹿カヌレとしましたことが、
ボトルを並べたお写真すら残していない模様です。
こんなこと初めて!
毎度想うことですけれども、
幸せな世界に導いてくださるルココの皆さま大好きです!
この度もごちそうさまでした
mayuさん!
事前のワイン選びから始まり、
長いプロローグを経た実現&感激もひとしおでしたね。
えっ! バーの日記はそれで終わり?
更に提案させていただきまして、
この後夜の街を素敵なバーへと向かいましたよ